紅茶好きを自認し毎日二杯は飲む。多い日は五六杯飲むこともある。紅茶にもコーヒー同様いろんな種類があるが、さほどこだわりはなく手頃なティーバッグで後からミルクを入れる方式で砂糖を入れず、ビスケットなどの軽い甘みをつまみながら飲んでいる。
外食の時はストレートで飲むことが殆どだ。というのはミルクティは喉越しにゴクゴクと味わうので、浅目のカップに七分目では量が足りない、それに紅茶そのものの味はストレートの方がよくわかる。フレーバーティはあまり好きではなくほとんど飲まないのだが、昨日若い人向きのカフェのランチセットで飲んだアールグレイは旨かった。香りがやや控えめで紅茶の味に深みがあった。アールグレイはやや癖があるので定番にはどうかなと思って聞いたら、日替わりで今日はアールグレイの日とのことであった。なかなか考えている店のようで、そのせいか繁盛していた。
コーヒ紅茶の入れ方は簡単そうで難しい。飲む方の体調もあるだろうが、どうも紅茶の方が安定した味を出すのが難しい。尤も、本当の紅茶好きにティバッグじゃ無理だよと笑われそうだ。そこへゆくとさすがに名の通った喫茶店やレストランは安定して味わい深い紅茶を出してくる。きっと手間を掛けているのだろう。
いつもミルクティだが、時にアールグレイもいい。いつかまた思いがけず美味しいアールグレイに巡り会いたい。