駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

はらはら、いらいら

2013年11月21日 | 身辺記

              

  朝夕は秋を通り越して冬的寒さになった。駅の階段で、私の横から70台と思われる背中が少し曲がった背広の紳士が、階段を駆け上がっていったのには驚いた。普段鍛えているのだろうか、それにしても転んだら大怪我をすると人ごとながらはらはらする。前を三十代の中々スタイルの良い婦人が踵巾が2センチもなさそうなハイヒールで階段を登ってゆかれる。数cmで踏み外しそうでこれにもはらはらする。

 医院に付くとファックスが数枚届いていた。総合病院糖尿病外来から予約のAさんが来院しませんがどうかされたのでしょうか?

 ご紹介いただいたBさんに追加で利尿剤が出ていますが、患者さんに聞いても要領を得ません、投与の理由をお知らせください。

 訪問看護ステーションから、寝たきりのCさん(90歳)介護をしているお嬢さん(66歳)が昼間から酔って看護師に仕事をきちんとやらないじゃないかと絡んで来られます、もう伺わなくてもいいですかと返答すると、それは困る週一回の訪問を二回に増やせとわけのわからないことを言われます。先生説明と御判断をお願いします。

 今日は胃透視の検査があって、時間がないのにと返事を書く、いらいら。

 11月も20日を過ぎると気ぜわしくなる。嫌いな季節ではないのだが、心穏やかに行きたいなあ。

コメント
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