駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

益川先生が反対している

2013年11月30日 | 政治経済

                   

 ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英先生が特定秘密保護法に反対の声を挙げられた。理論物理の天才は世の中には疎いと思われがちだが、(事実そうなのかもしれない?)、社会問題でも本質的な根幹はきちんと掴んでおられると、僭越ながら感心した。

 百歩譲って特定秘密にするべき秘密があるとしても、なぜこんなに急いで、まるで盗人のように法案成立を急ぐのか。審議も端緒に就いたばかりではないか。国民は残念ながら懐に響くことには敏感に反応するが、きちんと説明を受け暫く考えないと分からないことへの反応は鈍いのだ。

 ジャーナリストの腰が重いはどうしたことか。今頃反対などと出し遅れの証文を出すようなサラリーマン記者にも目を覚まして戴きたい。

 

 閑話休題、渡辺明が竜王位を失い、前竜王となってしまった。森内名人は二日制では最強だ。名人竜王の二冠で東の正横綱となった。勝負の世界は、不調も一年続くと、それが実力と見做される。渡辺明二冠は復調できるだろうか、何としても復調して欲しい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする