駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

目が開かれるニュース

2013年03月19日 | 小考

         

 昨夜は嵐だった。どうも春をもたらす嵐だったようで、今朝は新芽のまぶしい家家の庭木を眺めながら駅まで歩いた。

 WBC日本がプエルトリコに敗れた。残念だがプエルトリコは強かった。山本監督が選手は良くやったと言っているが、山本監督こそよくやった。ご苦労さまと言いたい。

 専門的に分析すればWBC日本には力不足未熟なところがあったかもしれないが、アメリカまで行った。外へ出たのは非常に意義深いと感じる。内向き日本を転換させる一助になった。プエルトリコは優勝しそうな勢いだ。アメリカ日本を連破し、優勝したら本国のお祭り騒ぎは凄いだろうな。

  もうひとつ目が開かれたニュースは一万メートルの深海にも生物が居るのが見付かったことだ。一万メートルの深さでは1000気圧、つまり1cm2に1トンの圧力が掛かる、そんな場所にまばらではあるがカイコウオオソコエビなどという端脚類が生息しているとのことである。

 カイコウオオソコエビさん、あなたはなんという物凄い生物なんでしょうと一度話を聞いてみたい。光も音もなく、酸素だってほんの僅かな濃度のはず、何を食べてどうやって繁殖しているのだろうか。有性生殖とすれば数少ない相手を見付けるのは至難の業のはず、それこそ海底砂の上で三年も四年も千載一遇の機会を待っているのだろうか?

 火星に生物生存の跡、木星の衛星に生物がいるかもなどと聞いて、何を馬鹿なことをと思っていたが、どうも垢で視力聴力が衰えていたようだ。  

 

コメント (4)
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