駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

集団になると

2011年08月25日 | 小験

 街に出るとつい本屋へ寄ってしまう。真っ直ぐ帰ってくれば小遣いも減らないのに、殆ど病気だ。今日は珍しく四冊で済んだ。しかし、恥ずかしながらベストセラーを買ってしまった、古賀茂明さんの文庫本。

 駅で思い出して、食品売り場に回り、朝飯用にセリアルとコーヒーを買う。レトルトカレーの大安売りに手を出し、荷物が増えて両手が塞がってしまった。

 さあ我が駅に着いたぞと降りようとすると、杖をついたというか振りかざした婆さん達が四人何やらしゃべりながら降りようとする客を無視して乗り込んでくる。傍若無人な態度に呆れた。たかだか十五歳ほど年上で杖を持っているからといって威張るんでないと思う。両手が塞がっているのですり抜けられず、乗せてから降りると。駅に降り立った途端ドアが閉まった。

 どういうものか、一人ならきっと礼儀正しい婆さんなんだろうに、集団でおしゃべりを始めると、公共心がすっ飛んでしまうらしい。これは昨日の話。

 今朝は土砂降りでずぶ濡れになってしまった。その上、また電車が遅れ20分ほど、コンコースで待たされた。とほほ。

 そこで、浮かんだもじり。異常の豪雨軽人を困らす、客はぜいぜい憂色新たなり。

 

コメント (2)
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