玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*グアム訪問記(1)

2008年10月21日 | 捨て猫の独り言

 成田を予定の30分遅れでコンチネンタル航空ボーイング767は20:55に飛び立った。3時間15分の飛行で日本との時差は1時間である。空港到着後バスに乗せられていくつかのホテルを回りながら最後のホテルに私たちが着いたのは夜明け前かと思う頃だった。帰りはグアム発16:35で普通の時間帯だった。

 ガラス張りの祭壇の向こうに水平線と青い空が見える。チャペルでの結婚式は開放的な気分になる。グアムの西海岸のタモン湾は白い砂浜に恵まれて岬に沈む夕日が美しい。それに比べて東の海岸は深さ1万1千メートルのマリアナ海溝に面して荒波に洗われている。タモンには北はホテルニッコーから南はヒルトングアムまでホテルが集中してそのホテルロードをバスが頻繁に往復している。私たちが泊まったフェスタリゾートグアムはタモンのほぼ中央に位置していた。以前は日本の第一ホテルが経営していたという。

 6月から10月までは雨季で毎日2回ほどスコール(シャワー)があった。5分もすればすぐに止んでしまう。軍事基地や観光への依存度が大きいのは沖縄と同じだ。沖縄よりも徹底している。タモンのホテルロードに立ち並ぶ大型免税店、ショッピングモール、レストランは映画の撮影セットかと見間違うほどだ。

 観光客のほとんどは日本人である。耳寄りな情報がある。私たちのホテルのすぐ近くに「コンビニエンスストア大阪」があった。朝8時の開店時に行くとほかほかの大きなオニギリが手に入る。それだけではない。ここで申し込むとオプショナルツアーの料金が他店の半額近くだ。レストランは送迎付きで格安料金になる。穏やかな笑顔の大阪の年輩のおっちゃんが携帯電話でてきぱきと手配してくれる。グアムの経済を牛耳っているのではと思わせる風格がある。

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