玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

”塩麹”に惚れ込み過ぎた

2012年11月03日 | ねったぼのつぶやき

 塩麹という調味料が今年クローズアップされたのは、一体なにがキッカケだったのだろう。少なくとも我家に登場したのは、夫がさるご家庭で酒の肴に振る舞われた「アボガドの塩麹和え」が美味だった・・に始まっている。シンプルなレシピゆえ早速試し、直に我家の定番ともなった。以来何かと塩麹が目につき、レシピ通りに作ったり、用法を変えて試してみたりの途上にある。発酵食品の活用が日本食の良さと言われて久しい。塩麹は生粋の発酵食品なのだから正に万能調味料と言われる訳だ。

029 「豆腐の塩麹漬」はくり返し作っている。普通の綿豆腐を厚手の布巾で一晩包み水気を切った後、まんべんなく薄く塩麹を塗りジッパーに入れておくだけ。3日目位から食べられ、日を置くほどにチーズ風味が増す。一週間前後で食べきった方が良さそうだ。もし麹が多すぎて塩分が強かったら、白和えにすればいい。「イカのげそく」の麹漬も美味しい。1~2番漬け込んで直火で焼くだけ。こちらも塩分が強すぎたら、大根などと煮つけたら更に美味しい。

 出来合いの塩麹は結構高い。ある日スーパーで手作りセットを見つけ勇んで求め、熟成させるのに少々時間はかかった。その内年一回の定例健康診断の日を迎えた。 ”血圧がちょっと高めですよ” と警告を受けた。エッ!初警告である。むしろ低めの方で無防備だった。その日以来塩分を少々抑えながら毎朝血圧測定をし、数値も戻っている。今後も適度の塩麹を使いながら、内服と縁のない生活を続けたいと念願している。

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