玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*苗植え種まき

2024年05月20日 | 捨て猫の独り言

 5月20日は小満。小満とは、いのちが、しだいに満ち満ちていく頃のこと。草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びてかがやく季節のこと。一年の中で一番気候が安定しているのが小満。玉川上水の土手はウツギの白い花で埋め尽くされ、どこからともなく甘くさわやかな香りが漂ってきたら、それはスイカズラの花の香り。

 練馬区や国立市にある農業体験農園に関する11日の新聞記事を読んだ。年間利用料が5万5千円、プロが作付けプランを立て、いつどんな間隔で植えるか、肥料の種類や量も指示する。種や苗、くわやバケツなどの道具も農園に用意してあり、利用者は準備の必要がない。現在都内だけで約140園、全国では400~500園と推測されるという。

 そのような農園が近くにあるけれども、わが家には最小限の畑地があるので申し込むことはない。プロの指導を受けたい気持ちは十分あるのだが、自己流でやるしかない。ときどき参考のため農園を覗きに行くことがある。一番の悩みは土づくりだ。野菜作りは堆肥だけでは不十分。化学肥料と混ぜ合わせて使うのが基本と先の記事にあった。

  

 大型連休明けに夏野菜の苗を植えた。キュウリ2,トマト4,ナス2,ピーマン1、ゴーヤ3とほぼ例年通り。最初のナスは水ナスだったことに気づき普通のナスを買い足した。気まぐれにバジル1も追加。シュンギクとサヤエンドウの種が残っていたので蒔いてみた。当然のことながら苗の値段も上がっている。投資に見合う収穫は期待しない。遊びと心得ている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« *映画・碁盤斬り | トップ | *「村上春樹研究」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

捨て猫の独り言」カテゴリの最新記事