玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*2階のSちゃん

2020年06月15日 | 捨て猫の独り言

 ひさしぶりに折り紙をやってみた。ツルはスムーズに折れたけれどユリは何度か後戻りしつつ、やっと最後までたどり着いた。まもなく玉川上水の土手にヤマユリが咲く。庭には鉄砲ユリと鬼ユリが順に咲く。キュウリが実りだした。我が家の2階で生まれて育った女の子のSちゃんは今年で小学1年生になった。

 昨年まで、この時期にはアトランタの孫娘たちが来日していた。それが今年からは中止である。昨年のこと、Sちゃんは1年生になったら我が家の孫と一緒に学校に行くんだとその母親に話していた。がっかりしたけど、今では事情を理解している。あわせて今回のコロナ騒ぎで、しばらく学校に行けなかったことは、Sちゃんにとって忘れられないできごとになった。

 Sちゃんの両親は近くにある家庭農園で野菜を育てている。ときどき夕方に家族で出かけて収穫する。そしてわが家にそのおすそ分けが届くことがある。2階のベランダから庭のキュウリがよく見える。今年からは孫に代わってSちゃんに、キュウリの収穫を手伝ってもらうことにした。そのうちゴーヤも実る。Sちゃん兄妹と孫たちの4人は、先日フェイスタイムで再会したようだ。

 

 11日の午前中に北山公園に出かけた。自転車で40分でたどり着く。小平市の北の東村山市にある市立の公園だ。都立八国山緑地のこんもりとした森と北川という小さな川に囲まれた低地にある。ときおり八国山緑地の麓を、東村山駅と西武園駅の1区間だけの西武園線の電車がのどかに走る。競輪場へ向かう客を運ぶ電車でもある。北山公園の6月の花菖蒲はこれで二度目だ。今年の秋はここの曼殊沙華も見たいと思った。 

 

 

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