玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

5年ぶりに免許証更新

2009年10月23日 | ねったぼのつぶやき

 気がかりになっていた免許証更新を済ませた。この5年間違反がなく、立川の警察所で更新可の通知が来ていた。広大な立川基地跡には昭和記念公園や災害医療センターや国、都レベルの建造物が次々と建ち、今や警察署は埋没しそうな程に小規模で、署員は途切れなく続くドライバーを機械的に処理していた。

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 入口を入るとすぐ記録台がある。周りを見渡してもその用紙は見当たらない。マゴマゴしていると行列の人が教えてくれた。「2番窓口で手数料を払うと用紙をくれます」 2番を終えると指示に従い、本籍地に代わる暗証番号を打ち出す機台(逆方向にあった)で番号札を打出す。次いで3番の列に並んだ。その列は視力検査で、メガネを掛けて、はずしての指示の後「メガネなしの方がよく見えてる」と。迷った挙句の正解率が高かった?

 4番列で順番が来たら、「申請用紙は3番に提出してないのは何故?」と。記入漏れを指摘された際、再提出の説明モレだった。5番列で写真撮影を終えグループでのビデオ講習が済むとヤット新しい免許証が交付された。ヤレ!ヤレ!  狭い署内に逆向きや蛇行した列が数列。年配の紳士は自分の荷物、署で配布された茶封筒を何度も覗き必要書類を出し入れしていたが、最終的に高齢者講習のほうへ誘導されて行った。誰一人異議を唱える者とてなく、従順な民は秩序に従う。私はイヤな映画の行列を思い出していた。

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