玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

日曜礼拝について行く

2009年10月10日 | ねったぼのつぶやき

 今日は日曜日。泣いて起き出した子供の後で大人が起きるのは日本の若夫婦と同じ。朝食風景も常と変わらない。日本でも昨今、個食という表現が広く聞かれるようになって来たがコレに近いだろうか。決定的な相違は日曜礼拝に行くことだろう。娘の推奨に従って私もついて行った。

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 高速道路バリに車を15分も飛ばすと、角々に人々が立ち、ゾロゾロ結集する車を順次手際よく誘導している。車中からでも教会はすぐソレと解のだがここはフラットな大講堂。車中、娘はえらく牧師さんを誉める。「カッコイインダ。説教が上手くて、説得力があってどんな世代の人にも大人気なの。私と同年とは思えないよ。兎に角カッコいいんだから」入り口近くにはベビーシットルームがあり、登録時作られ子供名のシールを背中に貼り付けた後、年齢や遊具に見合った広さの指定された部屋に連れて行く。子供(多分小学生以下)から開放された数百人の大人達は、リラックスして2時間近く過ごせる。勿論牧師以外は全部ボランテアだ。

 賛美歌だろうか?もっとモダンに聞こえたが飲み物を受けて中に入る。ここにはキリスト像も教会らしい装飾も一切ない。米国の選挙前よく見たミーテング式だ。舞台上は演奏グループを中心に、左右の階段席に合唱団各 100人前後を配し、タクトに合わせて見事にハーモっている。会場の中程には、左右2台のカメラが設置され大スクリーンに映す。歌い手達や会場のソコココから、合唱中に自然に手が上がり一体感が醸し出されて行く。継いで説教が始まった。ワイシャツ、ジーンズ姿の牧師が話す。時に笑いや爆笑をさそいながら、やさしく力強くエネルギーに満ちてシーンとした会場に響いて来る。私は単語を拾い聞く。次に参加者のグループ毎に丸くなる。手をつなぎあって呟いている。懺悔?誓いの言葉?結構長い。娘が見て見てと私を突いて笑っている。手をつないだ夫君がブツブツ目を閉じ呟いている。会場を出て言う「いつもこうやって反省はしているの。でもす~ぐ忘れてしまうのよねぇ~」私に「ねっカッコ良かったでしょう?」一方夫君は私が「Verry  Impressive」と伝えると満足の笑みを浮かべた。

コメント (2)
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