帰国まで約1ケ月。通常のショーに発表会形式の演目が企画されることが多くなった。そんな中で本日は3つを紹介したい。それはエンターティナーショウ、Voyage(航海)、和芸の祭典だった。(若者がアレンジしたロックンソーラン節。ハッピはシニアのご婦人方が船内で縫ったもの)
エンターティナーショウでは、乗客に対して職員(Boatのスタッフ、GETteacher、CC)が感謝をこめて芸を披露した。プレスリーや松田聖子のナリキリの物まね、「白鳥の湖」は男性バレー団が舞い、「おてもやん」はローカル色豊かなお囃子を入れながら踊られ、チャゲ&アスカはそれらしく扇風機いっぱいの風を受け、「東京に上陸」を仮定した上陸説明会はコント仕立てでなされた。それらは日々同じ空間にいればこそ分かり合えるエスプリに満ちて、立ち見続出の会場の大爆笑を誘った。(舞台は遠くていい写真がない)
Voyageはフランス語で航海の意だが、若者達が自主企画したもので地球をテーマに森・海・大地・空の4つをヘアーメイク、ファッションで表現するという試みだった。約10日間に亘ってイメージ作り、衣裳作りと約100人がかりだったそうだ。衣裳、ダンス、演出いずれもダイナミックで「若者の持つエネルギーが爆発」といった感があり、とりわけ若者には好評だった。写真はなし(沖縄の人に習った三線と民謡を歌う弟子達)
和芸の祭典は11月21日歌舞伎の日を記念して和芸の発表会となった。沖縄三線民謡、津軽三味線、舞踊(さくらさくら、ソーラン節)、篠笛、琴、お座敷芸(かっぽれ、奴さん)、芝居白波3人衆、ロックンソーラン等。沖縄と津軽三味線の違い、ソーラン節では古来と現代物の違い、お座敷芸の軽妙なフリ。何れ劣らずの人の入りでどの会場も溢れんばかりだった。(セイロンの浜辺では洋服のままだったが、和服は趣あり)