あられの日記

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国宝・円覚寺舎利殿公開

2013年11月21日 07時39分10秒 | 鎌倉
円覚寺の舎利殿は基本非公開。遠~くから見る事は出来ても近づけないし中に入れない。
でも年に一度、11月の文化の日頃の数日間のみ公開されるのです。
ンな事は知っている。だがだがだがっ。11月3日文化の日は、東京都の文化財が集中公開されるんである。
その日は普段見られないあれこれが、一斉に限定公開されるんである。もちろん1日のみの数時間限定の公開という場所も多いけど、中には11月1日~3日まで(今年はカレンダーの関係で、11月2日(土曜)~11月4日(振替休日)の公開が多かった)という場所も多いんだが、体力のない私は、頑張っても1日しか出かけられん。ンでもって今年はの11月3日は?というと、入間基地の航空祭が11月3日でしたっ!よりによって11月3日のピンポイントで航空祭…。
ご存知のように、私は自衛隊とか米軍のお祭にしばしば足を運んでるのです。なのに、今年は米軍の予算削減に伴い、あちこちの米軍基地でお祭や公開事業が中止になってしまい…。
飛行機が見たいっ!!との欲望の元、イベントで知り合った通の方に、入間基地で飛行機展示を見るベストの場所だの、賢い入り方ルートなどを教えていただき、あとはもう11月3日を待つばかり~~の状態で10月末に我が家の冷蔵庫が突然壊れてしまった!!
冷蔵庫はねっ、待ったなしなんだよ。刻一刻と、冷蔵庫の収納品はダメになっていく。すぐに新しい冷蔵庫が必要となりました。ところがところが、我が家の冷蔵庫は「左開き」限定の製品しか置けないの。左開きは一般的ではないので、今どきメーカーは受注生産が基本。普段ならその程度の困難さだったんだけど、10月11月というのは、各電機メーカーさんの新商品投入時期にかち合ってしまいまして、探しても探しても私の希望するチェックポイントにある冷蔵庫は「入荷が11月8日以降になります」だの、「店頭に並ぶのは11月下旬からとなってます」と…。
待ってられないっ!!無理無理無理~~~っ!!ってな事で右往左往しているうちに、当然の結果として、風邪を引いてしまいました~…。何やってんだぁ~…。
私のブログを長く閲読して下さってる方はご存知ですね。高血圧で薬を飲んでる私は、市販の風邪薬が飲めないんです。飲むと酷い目に合うので、基本治るのを待つしかないという…。
そんなこんなで迎えてしまった11月3日。それでも入間基地の航空祭に行くつもりで前日からデジカメを充電したり、基地の地図を用意したりと準備万端整えていたのですよ。なのに…。ダンナからダメ出しがっ!!!
「風邪はまだ治ってないのに、終日外で見て回る航空祭はダメ!」だと譲らん…。
ちっ。バレてたか…。
ならばと、代替え案として近場のしかも屋内展示中心の北鎌倉のみ観光で、円覚寺の国宝舎利殿&宝物風入れ鑑賞。期間曜日限定公開の長寿寺の足利尊氏の墓見学。建長寺の宝物風入れ鑑賞をちゃちゃっと見てお昼には帰宅コースはどう?と打診しましたら、鎌倉に半日なら…とOKが出まして、ダンナの気が変わらないうちにと急いで出かけたのです。
急ぎ過ぎて、アレもコレも詰め込むのを忘れてしまったのに気付いたのは小田急江の島線の電車の中でした。途中の乗換駅の自販機でお茶を買うハメに…。

そんなこんなで北鎌倉駅到着が午前9時40分頃。
円覚寺総門前のモミジは既に色づき始めてました。でも今日の目的は、円覚寺の紅葉ではなく、宝物風入れです。

あ。上の画像の右側は、「本日佛日庵で、『假屋崎省吾先生の生け花展』を開催中。しかも本日本人登場です」というポスターです。
訪問した11月3日は、円覚寺では様々のイベントが行われてました。ま。それは明日の記事にでも。
円覚寺の入山料は300円。まず入口で普段通りに入山料を支払って入ります。
しかし今日の目的はあくまでも宝物風入れと国宝舎利殿の見学。一目散に舎利殿を目指しますっ!!

国宝・舎利殿前で、改めて特別拝観料金500円を支払います。
特別拝観記念のステッカーがついてきました。中々に観光客の心をくすぐるな~。
中に入ると、「本日は特別に舎利殿と記名した『ご朱印』を実施しています。朱印帳をお持ちでない方には、朱印帳を販売もしています」と声がかかります。
いいな…。欲しいっ!!でもアレまで手を出すと、神社仏閣巡りが今マイブームな私は更に散財コースだわ…。と自重した。けど…。だいぶん心が引かれまくりです。
さて、国宝円覚寺舎利殿です。

説明板発見:国宝 舎利殿
円覚寺の舎利殿には「佛牙舎利」と尊崇されるお釈迦様の歯牙をおまちりしております。
その由来は将軍源実朝公が宋の時代、中国能仁寺から請来したものです。この舎利殿は鎌倉にあった大平寺(尼寺・廃寺)の仏殿(鎌倉時代末~室町初期に再建)を移築したもので、中国、南宋時代の建築様式に学んだ禅宗様式の代表的な遺構です。関東大震災に倒壊しましたが、昭和4年に復元しました。
内部正面に仏舎利をおまつりする宮殿が安置され、その前に鎌倉彫の須弥壇があり、観音菩薩を地蔵菩薩がまつられています。隣は円覚寺派の厳格なる修行道場となっており、円覚寺開山 無学祖元禅師をおまつりした開山堂とともに円覚寺随一の幽邃<ゆうすい:景色が深くて遠い様子。ちっ!読み辛い。久々に『新字源』を引っ張り出してしまったぜ> 幽邃の地となっています。
正月の三が日、五月の連休日と十一月の宝物風入れなどの特別期間以外は修行の為、拝観を制限されて頂いております。
では早速。
到着したのは丁度10時を回った所。まだ見学者はそう多くはなく…。



建築的な見所は、反った屋根と軒裏の木組みなんだって。やや。ちゃんと音声ガイドがエンドレスで流れて、見所を解説してたんですが、メモをとり忘れてしまいました…。ブロガーとしてはあるまじき!!風邪の影響か、今ひとつ頭が回ってなかったな…。イカンイカンイカ~ンっ!!



以上。
そう、実はですね、舎利殿の中には入れませんっ!!
そ…そんなぁ~~。舎利殿の天井を見上げたかったのに…。私の野望が…。
聞く所によると、天井の作りは素晴らしいんだって!!ちっ。これは横浜の歴史博物館に行くしかあるまいか…。(迷うなっ)歴史博物館には舎利殿の復元模型があるんだよ。以前見た事あるんだけど、もう記憶が薄れてしまいました。
さて、次は宝物風入れです。これまた早く見にいかねばっ。見物客が増えて入場制限がかかる前に。
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