あられの日記

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米軍住宅と水道みちの春の草花2021/3/30

2021年04月14日 05時09分37秒 | 野草・木の花と実の観察
前日、町田の桜の名所恩田川を散策。素敵に満開でした。翌朝、あれこれを片付けて気付けばもうお昼近くになっていた。早く見ないと桜が散る!それは確か。ってな事で、急遽リュックにパンとヴァームを詰めて自転車に飛び乗る。向かうは麻溝公園と相模原公園。特にせせらぎ地区の桜の開花具合をチェックしたい。
あ!これはっ!!
我が家からの最短コースは米軍住宅のフェンス沿いからの水道みちへです。米軍住宅地はフェンスの外と中では高さが違う。中に盛り土をしてあって、地面が少し高めなのだ。で、目にムラサキ色が飛び込んで来て急停車。
紫色の正体はムラサキサギゴケでした。前回カキドオシと間違えた奴。
ムラサキサギゴケ(紫鷺苔):別名サギゴケ(鷺苔)ハエドクソウ科の多年草。
ただし、本種の白花に限ってサギゴケということもある。和名は花が紫色で形がサギに似ていることから。
花期:春ー初夏。
もしかしたらよく似た品種のトキワハゼかもしれないけれど、フェンスの向こうで群落を形成していてこれ以上近づけません。
トップ画像はすぐ側で撮影したもの。米軍住宅はこんな感じです。贅沢に敷地をとってある。日本人は外から眺めるのみですが。結構季節感があって観察しがいがあります。
移動して水道みちに合流。
民家の庭で見上げた謎の花。このお宅は季節の花が次々と咲いていき、水道みちを通る度に楽しませていただいてます。
隣接のアパートの柵の上で咲く、これは?多分クレマチスです。移動。
おそらくナズナ(薺)を思い浮かべるとこの姿になるハズ。
別名:ペンペン草。春の七草の一つ。漢字で書いた「薺」は(せい)と読み、中国植物名(漢名)です。史前帰化植物で、日本では昔から有用植物として利用してきた。
若葉は食用。かつては冬季の貴重な野菜であった。開花期の全草を引き抜いて天日乾燥したものが生薬になる。
ちなみに、子供のおもちゃとしても利用していた。
これは既に何度も紹介してるヒメオドリコソウですが、よく見ると花が白色のものが混じってます。突然変異で花の色が白くなったもので、シロバナヒメオドリコソウと呼び、ヒメオドリコソウと区別することもあるんだとか。
ちなみに、ヒメオドリコソウはヨーロッパ原産。日本には明治中期に帰化した外来種。白変種はサツキかツツジの花壇のところで咲いてました。これを写そうと自転車を停めたのではありません。側にとても目立つ木があったのだ。
それがこれ。
大島桜っぽい。少し前に満開の梅や黄色いミモザを紹介したすぐ近くで咲き誇ってました。自転車を停めたついでにあたりを見回したらば?
ピンク色の花が咲く姫オドリコソウと白い花のシロバナヒメオドリコソウが混在して咲いてました。最近視力が落ちてきてて、自転車に乗ったままだったらこれは気づかなかったと思う。山野草観察においては、歩かないと見つからない。
そんでまたピンボケ画像となってしまった奴〜。花が小さ過ぎて私の機能がだいぶん足りてない携帯電話ではどないもならんです。
キュウリグサ(胡瓜草):ムラサキ科キュウリグサ属の雑草。和名は、葉をもむときゅうりのような匂いがすることに由来する。
移動。村富線を越えて水道みちを更に進む。
ん?低い生垣の上で白い花が咲いている。
最近あちこちで見る奴。

クサイチゴです。
クサイチゴ(草苺):バラ科キイチゴ属の落葉小低木。別名早稲いちご。
クサイチゴは背丈が20−60センチと低く、草ほんのように見えるため、このように呼ばれるが、実際は木本である。
花期:3ー4月。花は白色で5弁花。果実は大型で赤熟し、食用ともなり、酸味は少ない、とても甘い。
食べれるのだね。楽しみだ!今までチェックもしてなかったのですよ。
移動。もうすぐ麻溝公園に着く〜〜〜!!
あの朱色は!?もしや!!
これさ、ボケの花。実は3月の初めにもここで咲いてるのは知っていた。けどボケじゃん?そう珍しくない花だし。まだ小さいし。と思ってたらば、ブログ閲覧してる方が「クサボケ」として紹介してたんだよね。
もうびっくりよ!よく見てたボケとは別モノだったのですよ。思い込みって怖いよね。けども、この春はあちこちの公園を散策しており、どこでクサボケを見たのか思い出せない。やってしまった!!と思ってたらば。ここでまさかの再会ですわ。嬉しい。
クサボケ(草木瓜):バラ科ボケ属。落葉小低木。
花期:4−5月。地を這うように横に枝を張らせる。樹高数十センチー1メートルほどの小低木。枝に鋭い棘がある。葉は枝に輪生状に月、葉身は倒広卵形で縁は鋸歯状、刃先は丸く、葉の付け根に托葉。花はボケと同様に雄花と両性花が混生する。果実(ナシ状果)は球形で秋に黄緑色に熟す。
ちなみに比較用としてボケとは?
ボケ(木瓜):バラ科ボケ属。落葉低木。雌雄同株。花期3−4月。
原産地:中国。和名は実は瓜に似ており、木に生えるので”木瓜”と記したことに由来する。中国から伝わり平安の昔には既に栽培されていた。
幹は株立状になり、小枝には鋭い棘がある。葉は楕円形で葉先が尖り縁に鋭い鋸歯があり、葉の付け根に小さな托葉がある。雄花と両性花が混生する。
クサボケの近くで黄色い草花を見つける。
もうちょっと調べやすい画像でないと!反省。おそらく名前に「ミツバ」なんとかとついてるハズ。だって葉っぱが三つ葉なんだもの。
麻溝公園に到着。駐輪場へ。
水道みちは麻溝公園内を横断し、公園内で窪地になっている。そこにアジサイが植栽された花壇が並んでるのですが。紫いろにひかれて確認したらば?キランソウだった。日陰がちな場所なのか、先日相模原公園のせせらぎ地区でたくさん咲いていたキランソウに比べ、茎が長い。この画像だと根生葉がロゼット状だとわかりやすいかも?

例としてボケはこんな感じ。まあよく見るやつ。これは麻溝公園で撮影しました。
麻溝公園では春爛漫。草花や雑草の観察は去年までほぼやってなかった私。それはそれで楽しかったけど。お手入れされた木の花も素敵です。(続く)

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