
じゃがいもには品種によって生育期間の違いがありまして。植え付けた日より収穫までの期間が極早生種で60−80日、早生種で80−90日、中生で90−100日、晩生で100日以上です。これを早晩生の違いと言います。知らずに同じ畝に早生種と晩生種を隣り合わせに植えてしまうと収穫の時にとても困るので気をつけて植え付けたいところ。でもね。種芋を購入してきて、芽出し作業というのをやりまして、萌芽して芽が伸びた順番に植え付けちゃうのが実際。早生種だけどまだ芽が伸びない。空けて待つ!とかは出来ないのですよ。
今回ようやく収穫出来た十勝こがねは早生種。植え付けしたのが2月26日でした。早晩生で語ると、早生種は植え付けから80−90日で収穫なので、5月の末には収穫せせねばならんかったのですよ。
計算上はね。今年は天候不順で、収穫期になった5月下旬になってもじゃがいもの葉っぱは青々と。花もまだ咲いてるものも多く。ようやく収穫を開始したのが5月30日でした。じゃがいもの葉っぱの様子を観察し、十勝コガネは7番目の収穫で、本来ならば6月2日の夕方に収穫予定でした。
当日、翌日から連続しての雨予報が出てたので、雨降りを利用しての追肥や定植や、病気にかかった野菜の処分やらを先にやらねばならず。ようやく十勝こがねの収穫に描かれる!というタイミングで予報より早く雨が降り始めました。もうオーマイゴッド!!ですよ。
じゃがいもは水ぬれ厳禁なのです。水に濡れた芋は腐りやすくなり、保存に向かないじゃがいもになります。育てているじゃがいもは、お中元がわり?ってか、親戚や友人に配るのでできるだけ上等な出来で贈りたい。となると、雨降り後の収穫となりまして。
雨が止んだのは17日の早朝でした。
けども、連続の雨の間に梅の実がぼとぼと落ち始めまして。ま、元から今年は6月10日に梅の実を収穫する予定ではあったのですが。梅を収穫したのは6月11日。そこから追熟開始。追熟完了の実を順次梅干し用にガラス瓶に詰め始めたのが6月14日です。梅の実は黄色くなったら追熟完了なのでそこからちょっと待って!はない。
結局、十勝こがねの収穫は6月18日の早朝となりました。

早朝。雨は17日の朝には止んでるのですが、連日の雨の後なので土はまだ乾いてません。このまま収穫しても大丈夫かな?

これが十勝こがねのエリア。黒マルチをかけてるから、その下の土はある程度乾いているハズです。土が乾燥しておらずとも、そこそこかどうかはマルチをはいでみないとわからない。
よしやろう!収穫出来ないほどに芋が濡れていたら延期で。

茎を切ってしまった〜。収穫延期しても乾燥したら即収穫しないとダメ。
さて深呼吸を一つ。
早生の十勝こがねの収穫ベストは植え付け後80−90日後です。植え付けたのが2月26日だったので、その90日後は5月末。半月は収穫が遅れたので、取り遅れの状態です。芋が傷んでるやもしれん。覚悟を決めて黒マルチを剥ぐ。

いけそう〜。

ちなみに、品種境に空間を開けるのがもったいなくて、品種の切り替え部分の黒マルチの表面にガムテープを貼ってマジックで名前を書いてます。

1個。実は植え付けたのは15個だったのですが、1個枯れてしまいまして。空いた部分を空白にするのがもったいなかったので、秋じゃがのニシユタカを植え付けましたので、ここだけ収穫は見合わせての収穫です。

芋の表面に泥がついてます。この程度の泥ならば、芋が乾いたらタオルで拭け泥はほとんど落ちるので問題なしです。
計測は6月19日の午後。
上の画像奥左より。
697・384・1668・1683・2375グラム。
奥より2段目左寄り。
1355・854・1619・1424・1070グラム。
奥より3段目左より。
2057・1104・942・522グラム。
合計17,754キログラム。14個なので、平均1268グラムの収穫です。
平均1キロ超えなのでまずまずの収穫量になりました。
明日は北海こがねの収穫量を投稿します。これが!!凄かった!
追加:
書き忘れてました。十勝こがねの廃棄は1128グラム発生しました。
廃棄理由は「芋が腐った&掘るときに鎌で引っ掛けて傷が出来た」です。
なぜに腐るのか?犯人はナメクジではないかと疑ってます。
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