麻溝公園でアジサイ見物後、隣接の相模原公園へ移動しました。
この時期の目的は花菖蒲なのですが、その前に泰山木が咲いてないかな?と期待して雑木林へ向かいます。
コナラの林にキノコを2種見つけました。
雑木林の散策路に到着。
ちょっと前まで咲いていた二人静が早くも実をつけてます。
これは何の花だろうか??自信ないけどオニドコロの雄株の花ではなかろうか?
オニドコロ(鬼野老):つる性多年草。
花期:7−8月。
ヤマノイモ科ヤマノイモ属。雄株は花が直立。雌株は花が垂れ下がる。
特徴的な打鍵系の3個の翼を持つ果実。去年12月初めにあちこちで見たよ。花は初めて見た。
雑木林の外縁のアジサイ。奥まで大きな株の額アジサイが続いてます。相模原公園ではアジサイが少ない。ぶっちゃけここが一番咲いてます。
紅葉の丘にある東屋のそばの大きな泰山木に到着。しかし花は高いところで咲いていて、撮影に最適な低い枝先の花はまだ蕾だった。残念。けど東屋で和楽器愛好家の方々が演奏を楽しんでいる。笛と三味線の合奏が耳に心地よい。ラッキーだ。がっかり気分が浮上する。
さて次だ。実は今日は運が良ければ見えるかも?と期待してるネジバナという草花がある。あれは大概日当たりの良い芝生に出るから、芝生広場で見れるかも?と行ってみた。
ないっ!!
シロツメグサはあちこちにあるのに。ネジバナがない。
がっかり〜。あれ?奥の木の葉の色が変わってるね。何かしら〜??
マテバシイに花が咲いてます。
ん?幹に何かぶら下がってる?
ナラ枯れ実験中でした。
去年神奈川では県央部に大規模なナラ枯れが発生し、あちこちの公園で枯死した木の撤去が行われました。ナラ枯れを起こした原因はわかってます。虫です。しかし、この駆除法が確立されておらず、あちこちでさまざまな手段が講じられてますが、これ!という対策が見つかってません。自然にキクイムシの発生が収まるのを待つには被害がおおきすぎる。木が大きくなるのには長い年月が必要。友好的な駆除法が見つかるまで、公園管理の皆さんの奮闘を期待します。
大きなナラやコナラの木が次々と撤去されてしまえば、カブトムシやクワガタも減りそうで怖いんだ。昆虫観察を楽しんでる私は、観察ポイントがある日突然伐採され撤去されてああ〜〜〜!!!となるのはもう勘弁よ。
マテバシイ(馬刀葉椎):ブナ科の常緑高木。
学名の種小名のedulisは英語のedibleに相当するラテン語の形容詞で「食べられる」という意味。和名は葉が、マテ貝に似た椎木という意味だが、植物分類場はマテバシイはマテバシイ属に属し、シイノキが属するシイ属とは同じブナ科でも別属に分類されるため、葉や幹などの外見は似ているものの系統上はシイノキの近縁の別属である。
花期:5−6月ごろ。黄褐色の10センチ程度の雌雄花穂を結ぶ。
果実 どんぐりで長楕円形、2年かけて熟す。実はタンニンをあまり含まないため、アク抜きを必要とせず、そのまま炒って食用となる。粉状に粉砕してクッキーの生地に混ぜて「縄文時代のクッキー」として味わうこともできる。
移動。5月下旬から6月中旬にかけて相模原公園を訪れる人の目的地、水無月園へ。
訪問した2021年6月7日には既に見頃になってました。