あられの日記

カテゴリーは場所優先。鶴岡八幡宮は寺院・仏閣ではなく「鎌倉」に。一部検索し易さ優先で、花カテゴリーに入れてる場合も。

巨木探訪・宗林寺のクロガネモチ

2019年05月29日 06時15分30秒 | 香川の巨木と神社仏閣

2019.5.3香川県で巨木探訪その5です。

私が巨木探訪にハマってまだ2年ほど。なので、故郷香川県の巨木はノーチェックでした。今年はゴールデンウィークに帰省すると決まり、行けるかも?と巨木探訪のコースを作りました。しかし、巨木の所在が分からない場所や、最近足腰が弱って徒歩移動を嫌がるお年頃の母には無理な場所かどうか?それも分からんという状況のまま。だから豊浜八幡神社さんのクスノキ見物後、隣接する宗林寺さんのクロガネモチは見学できないだろうと、訪問コースから外してました。しかし、豊浜八幡神社さんのクスノキは、宗林寺さんと道を挟んですぐそばにあったのです。ならば!巨木を見物して帰ろうとするみんなに、「待って!回れ右!!宗林寺さんにも寄るから〜」と豊浜八幡神社さんのクスノキを撮影しながら呼び止めた。
しかしですよ!!まさか目的の巨木が!まさかまさかの現状でした〜。もう愕然ですよ。ここが巨木探訪のラストになるのは許せん〜〜。
何に怒ってるのか?まずは画像をご覧ください。
これが生きてる木の木肌?
いやさ、クロガネモチが老木になると、こんなふうにぼこぼこするのは知ってるけども、それにしたってあんまりだ〜。
けども間違いなくこれが目的の木なんだよね。証拠発見したし。
香川県の保存木の石柱がありました。
けども現状はこう。

何てこったぁ〜〜!来るのが遅すぎたんだぁ〜。巨木サイトに掲載されてる画像はこうじゃなかったんだ。
けどもまだ生きてる。枯死してない。
ちなみに、巨木サイトには宗林寺のクロガネモチ:樹高12メートル、目通り幹囲4・3メートルでクロガネモチとしては県内最大。とありました。
😩もうがっくし。
一応本堂だけ撮影してもう帰ろうと振り向いた。
あれ?観音様の向こうに豊浜八幡神社のクスの巨木が見えるではないか!これはこれでなかなか素敵な構図です。少し気分が浮上する。
けどいいお顔の観音さまだなあ〜。
んん??何か閃くものがある。そしてこの色!もしかしてアルミ?まさかまさか〜??
まさかでした。観音立像の作者は、東京の吉祥寺近くの井の頭自然公園にある北村西望製作の像と同じ。つまりだね。わかりやすくいえば、長崎の平和祈念像と同じ人が製作してます。一昨年、東京都民の日に、井の頭自然公園が無料開放だったので、見物してきたので記憶が蘇ったのだ。
ブログを書くにあたり、過去記事をリンク貼り付けします。スクロールしたら、聖観世音菩薩像があります。まさかの完全一致してました。はあ〜!!縁は奇なものですねえ。
宗林寺:御本尊・阿弥陀如来 開山・行基 創建・和同年間(708)
略縁起:宗林守りは鎮守の森を境にしてあった。平地の境内に白衣観音像が起立し、台座に平和観音と刻む。作者は長崎に平和像を彫刻した北村西望その人である。
秘仏に不動明王、毘沙門天、地蔵菩薩像を安置し、護摩堂に五智如来を奉安したのも稀れ。
鎌倉時代に北条執権の崇信があった神仏習合の古寺である。」とWEBの海を検索したら見つけた。もうさ〜。開山が行基で創建が708年とかならもう少しちゃんとしたwebページがあってもいいのになあ。
ってなことで撤収。15時44分、豊浜八幡神社の鳥居前に停めた車に戻る。

国道11号線に戻ろうとしたら、本堂の裏手に綺麗な2重の塔があった。見た目から判断すると最近できたばかりな感じ。それにしても豊浜町東公民館ってどこだろうか?宗林寺さんから北へ400メートルに所在するのは間違いないんだけども?
諦める。
次はちょうさ会館に行きたい。というのも、豊浜八幡神社は秋祭りに20台以上のちょうさが集合する場所として有名なのだ。
ちょうさって知ってる?wikiによりますと、ちょうさは太鼓台のことで、瀬戸内沿岸を中心に西日本一帯で多く見られる。祭りでは2〜6名程度の人間が乗り込んで内部で太鼓を叩き、音に合わせ掛け声をかけ、数十人で担ぎ上げ、練り歩く形式。とざっくり。地元民は今更見にいく必要ないのですが、今回巨木探訪メンバーのうち、妹の娘だけは大阪生まれの東京育ち。現在は奈良在住なので、ちょうさを見たことないんじゃないか?と思いまして。父ちゃん母ちゃんばあちゃんの祭りで主役のちょうさを知らんのはカンと思う。で、立ち寄ることに。
コメント
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