高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

国境の長いトンネルを抜けると雪国

2010-02-25 00:06:27 | できごと
ノーベル賞作家の川端康成の代表作「雪国」は、「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」で始まる。越後と関東は、間にそびえる山により、気候、文化などが大きく異なる。
田中角栄の号「越山」は、越後の山と国境にある山を越えるという二つの意味がある。歴史に詳しい学者は、上杉謙信が七尾城の戦いを制し能登平定した時に、詠んだ漢詩に「越山」の文字が出るというが、角栄はこれを否定しているようである。
今回の旅では、関越トンネルの手前では雪はほとんどなかったが、トンネルを抜けると川端康成のいう通りであった。今年は新潟は雪が多いと言われているが、長岡では以外に雪は少なかった。
上杉謙信でも冬は国境を越えなかったが、河井継之助はトンネルのない時代に、厳冬の山を越えて江戸に向った。


(関越トンネル前の谷川岳PA)

 
(雪が多い塩沢石内SA)   (長岡市内は雪は少ない)

コメント (4)
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