高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

埋蔵金を追って日光にとぶ(その14:東照宮その他2)

2010-02-13 11:05:50 | 地理

【東照宮その他2】

今回は陽明門から出て、表門との間にある建物に焦点を当てる。
最初の画像は経蔵で、極彩色の彫刻で飾られた建物で、内部に八角形の回転式大書架があり、約6千巻の経が納められている。きらびやかな東照宮の中でも一際目を引く建物で、輪蔵とも呼ばれている。
次が鳴竜のある本地堂であるが、昭和35年の火災で国宝が焼失し、いまの建物は再建したものである。八王子千人同心は日光火の番とも呼ばれ、江戸年間を日光を火から守り通した。また戊辰の戦争では千人同心頭の石坂弥次右衛門は、戦禍による焼失を恐れ、戦わずに新政府軍に東照宮を引き渡した。八王子に帰った石坂は一人責任を負って自刃した。
陽明門を挟むように一風変わった建物が有るが、向って左が鼓楼、右が鐘楼で、中には鼓と鐘が納められている。
三猿に別れを告げ、東照宮の表門を出た。


(きらびやかな重文の経蔵、輪蔵ともいう)

 
(鳴き龍のある本地堂)   (外側からの廻廊の彫刻)


(東照宮境内案内図、本日は陽明門の外側)

 
(陽明門の左に鼓楼、右に鐘楼)  (廻燈籠の向こうに鐘楼)

 
(オランダから寄贈の廻燈籠と釣燈籠)

 
(三神庫の上神庫と中神庫で馬具や装束類を保管)

 
(立派な燈籠が連立する) (ユーモラスな飛越獅子)

 
(三猿を振り返る)     (表門から外に出る)

(日光市)
コメント (4)
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