バレンタインデーと雷神図

昨日に続き、先日立川の高島屋で見た、菓子製造を学ぶ専門学校生徒の作品である。きのうの義理チョコでもあれば載せようとしたのだが、いまは若かった昔が懐かしく思すだけである。
高島屋の入口にパンを使って大きな雷神図があったが、これは菓子製造の中でもパン造りを専攻する生徒の共同作品である。風神雷神図というのは、俵屋宗達の筆となる屏風画が原画であるが、多くの画家の模写あり、この中でも尾形光琳の作品はよく知られている。両方を比べても違いはわからないほど似ており、俵屋宗達の両神は下界を見ているが、尾形光琳は両神が見つめあっている。この作品は視線が横だから、尾形光琳の作品が原型である。
なお、慈眼寺の風神雷神は、本堂の入口に置かれている。

（生徒の共同による雷神の大作）

　
（本物と間違うような薔薇）　　　　（バレンタインデーの作品）

（立川市高島屋）