ここ数日、大相撲の話題が続いている。平成の大横綱だった貴乃花の理事当選、そして横綱朝青龍の引退である。きょうは三猿と予告しながら、直前の変更でお許し願いたい。さて、この両者は平成15年(2003)初場所に、同じような推挙と引退の大きな話題を提供している。貴乃花は引退であり、朝青龍は連続優勝と場所後に横綱に推挙された。
横綱に推挙された数日後に、知人の結婚式があり、新横綱朝青龍も出席していた。お祝いの枡に、朝青龍のサインをお願いしたのだが、照れてどうしても横綱と書いてくれない。このため不自然に右側が空いている。この枡の裏面は、鳩山邦夫議員のサインと花押がはいっている。彼が総理大臣になることがあれば、この枡はお宝となるかも知れない。
朝青龍は大関を3場所で、横綱に駆け上がるのであるから、まさに風雲児であった。なお、貴乃花の引退後は、日本人の横綱は生まれていない。
引退会見で記者から横綱の品格の質問がでたが、悪役だったとは言えかわいそうな雰囲気であった。品格を教えなかった親方の責任が、一番重く問われているのであろう。