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LGBTと「草食系男子」-2(昔「草食系男子」今は「アセクシャリティ」?)

2023年08月21日 | LGBT、ジェンダー、小児愛

LGBT(Q)の存在は、人口の10%以上のようなことを言いますが、

日本のLGBTの割合は人口の約10%-高校生での割合や海外との比較も紹介 | SDGs CONNECT (sdgs-connect.com)

この割合には、アセクシャリティが入っているので、実は「草食系男子」も加わっていることもあるのですね。

「LGBT」のうち、実際性的つながりを求める人たちだけを割り出したとしたら、どういうことになるのでしょうか。

 

無性愛 - Wikipedia

無性愛(むせいあい、英: asexuality)とは、他者に対する性的な惹かれ(性的魅力を感じること)の欠如、すなわち性的な行為への関心や欲求が少ないか、あるいは存在しないことである[1][2][3]。無性愛の性質を持っている人のことをアセクシュアル[4]、Aセクシュアル[5]、無性愛者[6](英: asexual エイセクシュアル /eɪsɛkʃʊəl/[7]、アセクシュアル /æsɛkʃʊəl/[8])という[注釈 1]。

概要
無性愛は、性欲自体がない無性欲や、性的行為に嫌悪感を抱く性嫌悪、性的欲求低下障害(HSDD)(英語版)とは異なる。また純潔運動や不淫(禁欲)も、意識的な行動であり、一般に個人の信条や宗教的信念などの要因に動機づけられる点で、無性愛とは異なる[9][10][11]。

無性愛は、異性愛・同性愛・両性愛に並ぶ性質であると言われている。また、より幅広い領域にわたる、様々な無性愛的なアイデンティティ(グレーアセクシュアル)を分類するための包括的用語としても用いうる[12]。ブロック大学のアンソニー・ボガードは「世界人口の1%が無性愛者に当てはまる」と自身の著書に記している[13]。

性的指向や科学研究の分野としての無性愛の受容はまだ比較的新しく[2][14][15]、社会学・心理学的知見からの研究の蓄積は始まったばかりである[14]。無性愛は性的指向であると主張する研究者もいれば、これに同意しない研究者もいる[15][16]。

ソーシャルメディアの出現以来、様々な無性愛者のコミュニティが形成され始めている。これらのコミュニティの中で最も充実し、かつよく知られているのは、2001年にデヴィッド・ジェイ(英語版)によって設立されたAsexual Visibility and Education Network(AVEN; 無性愛認知教育ネットワーク)である[16][17]。

他の性的指向に比べるとメディアでの紹介や法的保護の動きは遅れているが、英語圏では徐々に性的アイデンティティとしての地位を獲得しつつある[18][19]。日本でも2000年代初頭からコミュニティ形成の動きが進んでいる[20]一方で、研究やメディアへの露出は英語圏ほど活発にはなっていない。

定義
「恋愛的指向」も参照
本節では英語圏の文脈での定義について説明する。日本独自の用語などについては「#日本における無性愛」を参照。

無性愛であると自認する人々にはたくさんの種類がいるため、無性愛は幅広い定義を包摂しうる[21]。研究者は一般的に無性愛を「性的な惹かれや性的関心の欠如」と定義するが[16][14][22]、無性愛者らの定義は様々である。「性的な欲求が少ないか、もしくはない人」「性的な行為が少ないか、もしくはしない人」「恋愛的な関係・性愛的でない関係のみを持つ人」、または「性的な欲求および行為の両方がない人」を示す用語として無性愛は用いられることがある[14][23]。また、無性愛であるという自認(帰属意識)も定義上の要素となりうる[23]。

AVENでは無性愛者を「性的な惹かれを経験しない人」として定義し、次のように述べる。

我々の皆が、無性愛であると気付いた時から無性愛という用語やコミュニティを必ずしも知っていたわけではないが、ほとんどの無性愛者は生涯にわたって無性愛である。(…)一方、無性愛者のコミュニティにも少数ながら、自らのセクシュアリティを探究したり疑問を抱く中で、束の間だけ無性愛と自認する人もいる。(…)無性愛識別基準[24]によって研究を補助する学術的試みはなされているが、その人が無性愛であるかどうかを定義するための検査は存在しない。無性愛は他のあらゆる性自認と同様に、本質的には、人々が自分自身を理解し、その一面を他人に伝える上での一助として用いる言葉にすぎない。その人が自己表現のうえで無性愛という言葉を有用と思えば、確かに無性愛者と自認してもよいだろうし、あとで無性愛者でないことを示すようなことがらを経験したなら、それでもまた構わない。[25]

無性愛の人々は、いかなるジェンダーの人々にも性的に惹かれないが、純粋な恋愛関係になる場合もあるし、ならないこともある[16][26]。無性愛を自認する人で、性的な魅力は感じるが、性的あるいは恋愛的行為(抱きしめる、手を握るなど)を心からは望んでいない、または必要とはしていないために、行動に移す気がないと述べる人もいる。一方では抱きしめたり、他の恋愛的な身体行為を行う無性愛者もいるし[9][10][14][21]、好奇心から性的な行為を試みる者もいる[14]。一人での処理の形として自慰行為をする者もあれば、その必要がないと感じる者もいる[21][27][28]。

特に性的な行為に関しては、自慰行為の必要性または欲求は、無性愛者からは一般に性衝動(sex drive)と呼ばれ、性的な惹かれや性的なものとは切り離して考えられる。自慰行為をしている無性愛者は一般的に、それが人体の正常な営みであり、潜在的なセクシュアリティを持つしるしではないと考え、快感を覚えないこともある[14][29]。無性愛者の男性には勃起を経験しない人もおり、そうした人にとっては試しに挿入するといった性的な行為は不可能である[30]。

無性愛者は、性行為を行うことに対する感情についても様々である。無関心で、恋愛パートナーのためにセックスをする人もいれば、一般に人がセックスをすることを嫌うわけではないが、性行為をすることには強い嫌悪感を抱く人もいる[14][21][28]。

無性愛者と自認する多くの人は、自らを他の性的アイデンティティにも属していると考える。例えば、性的指向や性的アイデンティティの恋愛的・感情的側面に関しては、無性愛者は異性愛、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、クィアと自認することがある[25][26]。あるいは性的指向の性的でない、恋愛的な側面と関係があることを示すために、以下のような用語で自らを定義することもある[21][26]。

アロマンティック[31] - 恋愛的に他人に惹かれない
バイロマンティック[32] - 恋愛的に両性に惹かれる(が、性的な魅力を感じない)
ヘテロロマンティック[33] - 恋愛的に異性に惹かれる
ホモロマンティック[34] - 恋愛的に同性に惹かれる
パンロマンティック[35] - 恋愛的にあらゆる性に惹かれる
アロマンティックと非アロマンティックの間、または無性愛とそうでない状態との間(アロマンティック・スペクトラム)にいると感じるため、グレーA(グレーロマンティック、デミロマンス、デミセクシュアルまたはセミセクシュアルなど)を自認することもありうる。グレーAという用語が、「場合によって恋愛的な魅力や性的な魅力を感じる人」全てを指すのに対して、デミセクシュアルやセミセクシュアルは、性的な惹かれを2次的な要素として経験する、すなわち、「ある程度安定的な、あるいは強い感情的なつながりを生じて初めて性的な惹かれを感じる人」のことを言う[21][36]。

コミュニティとシンボル

無性愛コミュニティのメンバーは、帰属を表すために右手中指に黒い指輪をつけることもある[37]。
コミュニティ
無性愛者のコミュニティに関する学術研究は今のところ不足している[38]。海外の研究者及び当事者の間では、無性愛者は「エース(ace)」、そのコミュニティは「エースコミュニティ」と呼ばれることもある[39][40]。

1990年代にはインターネット上に性的欲求がほとんどまたは全くない人々のための私的なサイトがいくつかあった[41]が、学者の述べるところでは、オンラインコミュニティの普及を追い風に、21世紀初頭に無性愛を自認する人々のコミュニティが合体したという [42][43]。「Leather Spinsters」のなどのグループは、文化の圧力に対して無性愛的な生き方を擁護し、ジェラディン・ヴァン・ヴィルステレンはオランダで「Nonlibidoism Society」を創設し、Yahoo!は無性愛者に「Haven for the Human Amoeba」というコミュニティを提供した[41]。AVENは、2001年にアメリカの無性愛活動家デビッド・ジェイによって設立された組織で、無性愛者の問題に焦点を当てている[16]。その目標は、「無性愛の周知と議論の創出、および無性愛コミュニティの形成の促進」である[16][17]。また、日本では「asexual.jp」などのコミュニティが活動している(後述)。

(後略)

 

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