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欧州映画界とブルジョア-43(パトリック・ブリュエル~マーゴット・カペリエ~ソフィー・マルソー)

2024年10月14日 | 欧州映画界ネットワーク

昨年12月にコルシカのことを調べていた時に見つけた歌、Terra Corsa.

革命と戦争、コルシカとカルボナリ-番外編(Terra Corsa) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

Terra Corsa (Clip officiel) (youtube.com)

この歌も、歌っている4人の男性歌手たちも素晴らしく、彼らのことを調べていた時にその一人が、パトリック・ブリュエルという歌手であり、俳優であることを知りました。

1959年生まれのブリュエルは、アルジェリア生まれのユダヤ系フランス人。

パトリック・ブリュエル - Wikipedia

Patrick Bruel — Wikipédia (wikipedia.org)

(1963年生まれのエマニュエル・べアールもユダヤ系フランス人ですが、ブリュエルの母親の再婚で生まれた異父兄弟ダヴィッド・フランシス・モロー(1972年生まれ)とべアールの間に1996年息子が生まれています。

エマニュエル・ベアール - Wikipedia

 

このブリュネルを見出したのが、マーゴット・カペリエという、女優、キャスティングディレクター。

Margot Capelier — Wikipédia (wikipedia.org)

Google翻訳:

マルグリット・カプリエ、またはマルゴット・カプリエはフランスのキャスティングディレクター兼プロデューサーであり、1910年10月30日にマルグリット・リーボウィッチとしてパリ​​で生まれ、2007年2月11日に同じ都市で亡くなった。

バイオグラフィー

1944 年、34 歳のとき、マルゴット・カペリエはジャック・プレヴェールとともに映画の世界に入り始めました。ジャック・プレヴェールのアシスタントとして、マルセル・カルネの『楽園の子どもたち』の脚本を執筆しました(エキストラとして出演しました)。その後、彼女は総合制作マネージャーに就任しました。 その後、彼女は当時としては珍しかったキャスティング ディレクターという職業の先駆者となり (1966 年、ジェラール ウーリー監督の『La Grande Vadrouille』から始まりました)、特にドミニク ベヌアールの育成に協力しました。

したがって、「トリコロール(青、白、赤)」、「ラ・レーヌ・マルゴ」、「私を愛する人は電車に乗る」、「ランボー・​​ヴェルレーヌ」、「ヴァルモン」、「二人のベロニカ」、「イブニングウェア」、「ムーンレイカー」などの映画のこの役割のクレジットで彼女の姿を見ることができます。

イザベル・アジャーニ、ソフィー・マルソー、さらにはパトリック・ブリュエルのデビューを促進します。彼女はまた、コリーヌ・セロー監督の『ベル・ヴェルト』やフィリップ・カウフマン監督の『存在の耐えられない軽さ』など、さまざまな映画に出演した女優でもありました。

(後略)

 

ソフィー・マルソーのデビューを促進というのは、マーゴット・カプリエが、『ラ・ブーム1,2』『スチューデント』の脚本を担当したダニエル・トンプソン自身と、トンプソンの父親ジェラール・ウーリーと懇意であったからだったのでしょうか。

ラ・ブーム - Wikipedia

La boum - Bande annonce (youtube.com)

Richard Sanderson - Reality - 1980 (youtube.com)

スチューデント (映画) - Wikipedia

ヴァンサン・ランドンと彼の血族(シトロエン家含む) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

 

 

しかし、マーゴット・カプリエに戻れば、『トリコロール3部作』『2人のベロニカ』のキャスティングをしたのであれば、彼女のキャスティングは神業です。

欧州映画ファン - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

『トリコロール三部作』と『ふたりのべロニカ』-1 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

『トリコロール三部作』と『ふたりのべロニカ』-2(『赤の愛』が無視された理由は…) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)

『トリコロール三部作』と『ふたりのべロニカ』-3(1980年の短編ドキュメンタリー『Talking Heads』とキェシロフスキ監督) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)


パトリック・ブリュネルの俳優としての実力はわかりませんが、歌手としては文句なしに素晴らしいですし。

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