Various Topics 2

海外、日本、10代から90代までの友人・知人との会話から見えてきたもの
※旧Various Topics(OCN)

首相になってほしいフィンランドのJ、資質を疑いたくなる安倍首相

2013年06月12日 | 友人・知人

私には多くの海外のペンフレンドがいますが、もしペンフレンド2006年にフィンランドのペンフレンドJと知り合わなかったとしたら、海外との意見交換や交流にここまで興味を持たず、現在のようにeメールによる文通自体をしていなかったと思います。

-彼は、私と知り合ったころにはもう大手IT関連企業の部長クラスの人でした。それがヘッドハンティングをされて医療関係の会社に移籍(彼のこのときの気持ちを、「ITよりも医療の方がより人に貢献ができるんじゃないかな、と思ったから」と言っていました。)、しかしながらそのときの激務がたたってからだを壊ししばらく休職。

そして現在は政府機関の要職についています。

彼は昔からどんなに地位が高かろうが従業員を大切にし、なるべく多くの人達と接して声を聞き、「家族が重病になってしまった」という人の話を聞けば、自分の力が及ぶ範囲で彼らを守ろうと動くような人です。

とにかく困った人がいると自分のことのように心を痛め、老若男女、国籍、職業、地位には無頓着で、人々を愛する彼。彼の能力、経験だけのみならず、彼の周りに人が集まるのはそんな彼の人柄からでしょう。

そんな彼とは彼が多忙であることもあってここ数年は時々しかメールを交わしていなかったのですが、つい最近、彼に連絡をする必要があって、久しぶりに話をしました。

その話の途中、

「そういえばJ、私が嘗てあなたに「あなたみたいな人が一国の首相なり大統領になったとしたら、その国にとってよいでしょうね」と言ったの覚えている?残念ながら、昔も今も、あなたは政治家になることに対して、まったく興味はないでしょうけど。」

と私が茶化すと、

「うん政治家なんてまっぴらだね。僕は時々彼らが気の毒になるんだ。

いいかい、どこかのレストランに行く度にスマホで写真を撮られたり、いつもマスコミの奴らにぴったりマークされているなんて・・・僕はごめんだよ。」

とJ。

Jの答えもおふざけモードでしたが、ただ言えることは、Jは(おそらく政治家の誘いはあるような気がしますが、)まったく政治家にはなる気も、「名声を得たい、有名になりたい」という気もないということです。

「本当に政治家になってほしい人は政治家にならない」というのは古今東西変わらないということですね。

そういえば、わが国の首相について、『誠』にこんなレポートが:

Business Media 誠 (2013611日)

安倍首相が「左翼の人達」に演説妨害されたワケ

By 窪田順生氏

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1306/11/news030.html

安倍晋三首相が自身のFacebookに投稿した「左翼の人達が演説妨害」というカキコミがちょっとした話題になっている。

 事の発端は、先週末に行われた渋谷ハチ公前の街頭演説だ。

 高い支持率をキープする人気者見たさに多くの人が押し寄せたが、その群衆のなかにアンチ安倍の一団がいてやいのやいのと文句を飛ばしたのである。その夜、安倍首相はFacebookでこの時の様子を以下のように綴った。

 「聴衆の中に左翼の人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一生懸命演説妨害してましたが、 かえってみんなファイトが湧いて盛り上がりました。ありがとう。 前の方にいた子供に「うるさい」と一喝されてました。立派。彼らは恥ずかしい大人の代表たちでした」

 こんな調子で煽(あお)ったことで、ネット上の愛国心溢れる人たちからは「これだから朝鮮人は」とか「左翼は日本から出ていけ」なんて声が噴出したが、翌朝この投稿はサクッと消える。公式Twitterには投稿が残っていたが、昼ぐらいにこちらも削除されてしまう。ところが11日未明に、この投稿が再アップされたのだ。

実は「左翼の人達」ではなかった?

 なぜ一旦削除したかというと、首相が自信たっぷりに「恥ずかしい大人」としてヘイトスピーチした人たちというのが、実は「左翼の人達」ではなく、単に「TPP」に反対していた人たちだったのではないか、という指摘が寄せられたからだ。

 ご存じのように、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)には右から左まで、幅広い人たちが反対しており、自民党のなかでもいまだに抵抗を続けている人々がいるほどだ。

 もうすっかり忘れているかもしれないが、民主党政権時代、野田佳彦首相がTPP交渉参加を匂わせたら、自民党は「国賊だ」と顏を真っ赤にして怒って、こんなポスターを日本中に貼った。

 「ウソつかない。TPP断固反対 ブレない」

 ところが、政権をとったら「そんなことありましたっけ」みたいな顏して、安倍さんはサクッとTPP交渉に参加を表明した。当然、あのポスターにつられて票を投じた農協やらの自民支持者は「ダマしやがったな!」とブチギレしている。安倍さんが「左翼の人達」と茶化した団体のなかには、そんな人たちもいたという。これはマズいと思って一旦削除したものの、何らかの理由で再アップした。

 いくら安倍ちゃんといえども人間なのだからミスはある。いちいちそんなちっちゃい揚げ足をとるんじゃないよ、この反日ライターが、という怒りを声が飛んできそうだが、こういう安倍首相のうっかりは過去にもポツポツ目立つ。

 例えば、20006月と8月、安倍さんの後援会事務所や自宅敷地内の倉庫兼車庫に火炎瓶が投げ込まれるという事件があった。

 当時、内閣官房副長官に抜てきされ若手としてメキメキ頭角をあらわしていた安倍さんは、「北朝鮮の陰謀だ」なんて周囲に言っていたという。

 ところが3年後、パクられたのは工作員ではなく、北九州を本拠地に置く工藤会の組員たちだった。しかも、彼らがゲロッた「動機」がマズかった。

(後はリンクからどうぞ。)

わが国の政治家、「人間的に、男女共が惚れるJみたいな人物」とまでは望みませんが、もっとまともな人はいないのか!!!

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