スナク首相たちの「嘲笑った映像」を観ていないので何とも言えませんが、最後の太字の部分は非難することでしょうか?
英スナク首相「“生物学”も18歳まで重点を」 “トランスジェンダー揶揄”発言か(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
イギリスのスナク首相がトランスジェンダーの人たちに関連し、学校教育で「生物学にも重点を置く必要がある」などと発言したとする映像が流出しました。
トランスジェンダーの人たちを揶揄したとも取れる発言に批判が集まっています。
性的少数者のニュースを主に扱うイギリスのオンラインメディア「ピンクニュース」は18日、スナク首相がトランスジェンダーの人たちをあざ笑う発言をしたとする映像を公開しました。
スナク首相だとされるスピーチは、トランスジェンダーの人たちの権利を主張する野党党首の発言を引用した冗談を言い、会場には笑いが起きました。
また、スナク首相が肝いりの政策として打ち出している「18歳までの数学必修化」に触れたうえで、「”生物学”も18歳まで重点を置く必要がある」などと述べました。
こころの性とからだの性が一致していないトランスジェンダーの人たちを揶揄したようにも取れます。
「ピンクニュース」は映像が今月5日に非公開で開かれた与党・保守党内のパーティーで撮影されたものだと説明し、「スナク首相がメディアがいない場所では反トランスジェンダーの立場であることを示唆している」と指摘しています。
また、野党議員からは「トランス女性をジョークのオチに使うのはひどい」などと批判の声が上がっています。
スナク首相は今のところ、この映像についてまだコメントしていません。
トランス女性の権利をめぐる議論はイギリスでも続いていて、例えば、女性用のトイレやロッカーの使用をトランス女性にも認めるべきかどうかなどで意見が大きく割れています。
これについてスナク首相はマジョリティである「シス女性」の保護を重視する立場を表明しています。
「LGBTQの権利拡大」の動きは、「フランキスト」や「サンシモン教(アンファンタン支持者)」を思い出します。
確か、サンシモン教信者に「両性具有」を説いていた人もいたと思いますが、よく考えると、特に「バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア/クエスチョニング」の運動家は、社会を「両性具有」にしようと思ってるのではないか、と思えてきます。
抜粋:
両性具有(りょうせいぐゆう)は、男女両性を兼ね備えた存在の事を指し、両性具有者(りょうせいぐゆうしゃ)、ギリシャ語よりandrogynos(アンドロギュノス/アンドロギュヌス)とも称する。
概要
ギリシャ神話では、ニンフのサルマキスに恋されて強制的に一心同体にされたヘルマプロディートスの話が存在する。後世の芸術作品では豊かな乳房を持った少年、あるいは男根を持った女性などの形で表現されている[1]。 日本神話の女神天照大神は中世の書物『日諱貴本紀』で両性具有神として描かれている。
両性具有の逸話として、プラトンの『饗宴』の中でアリストパネスが語ったとされる演説がある。この中でアリストパネスは、かつて男と女の他に「男女(おめ)」と称された両性具有者がおり、いずれも手足が4本ずつ、顔と性器も2つずつあったと説いた。ところが、ゼウスによってそれらを両断したため、手足が2本ずつ、顔と性器が1つずつの2人の「半身」となり、それぞれが残された半身に憧れて結合しようと求め合った。そして元々男女だった男と女が互いの半身、すなわち男は女を、女は男を求める事になった。それが男女の愛であると説いた。
原初の世界あるいは人間が両性具有だったとする神話は世界各地に存在する。原初への回帰を意図した成年式や結婚式といった儀式での異性との衣装交換などの形で残されている場合もある。
両性具有は哲学や錬金術やグノーシス主義などでもシンボリズムとして取り上げられる場合があった。
サンシモン教徒だったシモン・ガノーのwikipedia。
Google翻訳:
シモン・ガノー(1805年頃ロルムで生まれ、1851年3月14日にパリで死去)は、フランスの社会主義者、フェミニスト、彫刻家、神秘主義者であった。
同時代の他の社会主義者と同様に、ガノーはキリスト教を社会改革の呼びかけとして扱った[3]。 彼はバルテルミー・プロスペル・アンファンタンとサン・シモニアン哲学[2]、特に神を両性具有または両性愛者として見る点で影響を受けた[5]。 ガノーの著作では両性具有は人類の最終段階である宗教的救済に向かう動きとしてだけでなく、世界の統一とバランスに関する社会主義の概念を具体化するものとしても扱われている[2]。
ガノーは、マスターとパター、またはママンとパパ(「母」と「父」)を組み合わせたマパの称号を採用し、自分自身を新宗教の両性具有の預言者(ひげと女性のマントを着た)として表現した[6]。 「再定義された人類、エヴァダム」(イヴ・アダムより)と女性解放、男女平等、社会正義の新時代に関する彼の考えに基づいて、「エヴァダイズム」(フランス語: Evadaïsme)と呼ばれる。
エリファス・レヴィによれば、ガノーも自分はルイ17世の生まれ変わりであると主張し、彼の妻はマリー・アントワネットの生まれ変わりであると主張した。 彫刻家であり元骨相学者でもあった彼は、パンフレットや「異様な外見をしており、間違いなく両性具有を象徴する」石膏像(どちらも「石膏」と呼ばれる)を通じて自身の考えを広めた。
パリのサンルイ島にある彼の屋根裏部屋のワンルームは、1830 年代後半に自分のアイデアを議論するためのサロンとして機能し、アレクサンドル デュマ、アルフォンス エスキロス、フローラ トリスタン、エリファス レヴィなど、当時の多くの社会主義者やフェミニストに影響を与えました。
ガノーは、1844 年のトリスタンのコレクション『The Worker's Union』[3]、および 1848 年の『La Montagne de la Fraternité』というタイトルの論文に寄稿しました。 ガノーには妻[6]と子供がいたが、1851年にガノーが亡くなったとき子供は5歳で、テオフィル・ゴーティエが東洋学者で考古学者のシャルル・シモン・クレルモン=ガノーに引き取った。
参考:
サンシモン主義者-5(Prosfer EnfantantとSaint=Simonianとスエズ運河) - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
関連:
「LGBTは“個人の嗜好”」とするだけではいけない?-1 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
「LGBTは“個人の嗜好”」とするだけではいけない?-2 - Various Topics 2 (goo.ne.jp)
仮置き:
ここでは全く関係ないのですが、ペリエ家関連で。
「ペリエ家とオルレアニスム」のブログ記事一覧-Various Topics 2 (goo.ne.jp)
ドーフィネ出身の裕福な(プロスパー・アンファンタンの父は没落)アンファンタン一族は、クロード・ペリエの妹の嫁ぎ先と繋がっていそう。
Marie Louise Enfantin (故人) - Genealogy (geni.com)
Pierre François Duchesne (1743 - 1814) - Genealogy (geni.com)