新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

「鳥獣戯画」を生で観るべきか…(前編)

2015-05-21 23:03:01 | 美術館・博物館・アート

「上野の人出は相当なものだった」シリーズでほのめかしましたように、東京国立博物館(トーハク)で開催中の特別展「鳥獣戯画-京都・高山寺の至宝-」大盛況のようで、平日のきょうでさえ、

「

会場の平成館に入るまでに60分、入場してから人気「鳥獣戯画・甲巻」を目にするまで160分、つまり、トーハクに着いてからあのウサギやカエルにお目にかかるまでしめて4時間近くかかるなんて、よほどか、よほど覚悟を決めて出かけないとならない状況になっています。

私といたしましても、「鳥獣戯画・甲巻」チャレンジするべきか、見送るべきか迷っている状況です。

私と同様、迷っている方々に、チャレンジしたとき、見送った とき、どちらでも有効な楽しみ方について、ちょいと紹介したいと思います。

まずは、

①平成館前の池

池の中に、こんなのがあります

「鳥獣戯画・甲巻」のいくつかの場面が再現(?)されています
とりわけ、こちらなんて、妙にリアルだったりします。

こんなのを観たら、「現物を観るぞと、萎えかかった気分高揚するのではないでしょうか?

つづいて、

②出品目録がこんなところ、そして、ただの出品目録ではない

普通の展覧会では、出品目録は展示会場に入ってすぐの場所に置かれているものですが、私がトーハクで下見したときには、平成館前の池のそばに置かれたラックから出品目録を頂けるようになっていました。
入館するまでの時間つぶしになるのはもちろん、この出品目録ただの出品目録ではなく、

  [出品目録 + 鳥獣戯画鑑賞の手引き]

になっているのですよ

甲巻には兎、蛙、猿に加え、鹿、狐、猪、猫、鼠、雉、鼬、梟といった、実に11種の動物が登場します。いずれも甲巻が描かれた平安時代に、日本で目にすることができた動物たちです。

なんて解説を読んだら、現物を目の前にしたときの見方が変わるというもの。
「入館待ち」しながら予習できるなんて、見事なアイデアだと思いました。

さらに、

③パズルに興じると時間を忘れる

[出品目録 + 鳥獣戯画鑑賞の手引き]と一緒に、とあるリーフレットが置かれていました。

 「鳥獣戯画 パズル」だそうな

 「入場待ちの時間つぶしにどうぞ~という趣向なのでしょうけれど、以前にもありましたな、、って、どの展覧会だったのか思い出せない

それはさておき、私は、実際に活用させていただく可能性を考慮して、ザザッとしかこのリーフレットを読んでいませんけれど、かなり歯ごたえのあるパズルだと思いました

時間つぶしのつもりが、パズルに熱中してしまって、「何だよぉ~、もう入館か もう少しパズルしていたいんだけど…」なんて本末転倒の事態に陥る可能性が十分にありますよ、これは

そして、「極めつきともいうべき、

 ④・・・

これはまた、あした…

ごめんなさいねぇ~

つづき:2015/05/22 「鳥獣戯画」を生で観るべきか…(後編)

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