きょうの夕方、クルマで職場から横浜へ出かけ、そこから自宅に直帰しました。
これをチャンスとばかりに、横浜から自宅までは、約1週間前に開通したばかりの首都高中央環状線・山手トンネルの大井JCT~大橋JCT区間を初走行
そして、Wikipediaによれば、
日本で最も長い道路トンネル、道路トンネルとしては世界で2番目、高速道路のトンネルとしては世界で最も長いトンネル
という山手トンネルの全区間(大井JCT~熊野町JCT)を走り抜けてきました
もっとも、夕方のラッシュに巻き込まれて西新宿JCT~板橋JCTはトロトロ走行で、「走り抜けてきました」とはほど遠い状況だったんですけど・・・
それはさておき、開通したばかりの山手トンネルの大井JCT~大橋JCT区間ですから、当然ながら私のクルマのナビには入っていません。
ナビが認識していない道路を走ったらどうなるか・・・?
これまた当然ながらナビは想像の翼に任せて自車位置を表示するわけで、地上ならばGPSからの絶対位置情報を頼りに、それらしい場所を表示してくれるのでしょうが、山手トンネルの場合、GPSの電波はクルマに届きません
そして、私のクルマのナビは、、、といいますと、予想どおり、大混乱
大井JCTから山手トンネルに入ると、ナビの表示は品川区内をウロウロ・・・
渋谷区に入っても、新宿区に入っても、中野区に入っても、豊島区に入っても、ナビの表示は品川区内をウロウロ・・・
ついには、西池袋出口を過ぎた頃には、私のクルマの現在位置の表示は、羽田空港の滑走路上にありました
ナビは、もう発狂寸前でしたが、板橋JCT付近で空が見えた辺りから、ようやく正しい位置を表示するようになりました。
よかった、よかった・・・
ここで、初めて走った首都高中央環状線・山手トンネルの大井JCT~大橋JCT区間の感想を書いておきましょう。
まず感じたのは、同じ山手トンネルの板橋JCT~大橋JCTと比べて、かなりクネクネしていること。しかもカーブがキツい
大橋JCTの3号線~中央環状線のらせん部分が円形になっていなくて細々とハンドル操作が必要なことと並んで注意するべき点だと思いました。
もう一つは、あのらせん部分が印象的な大橋JCTが、中央環状線を走り抜けるだけならば、何の変哲もない普通の合・分流地点でしかないこと
あまりにもあっけない・・・
どちらかと言えば、後者の方が印象深かったかな・・
毎朝の私の通勤では、通常、高島平ランプから首都高速5号線に乗り、志村料金所⇒5号線⇒板橋JCT⇒中央環状線 兼 5号線⇒熊野町JCT⇒中央環状線⇒大橋JCT⇒3号線⇒東京IC⇒東名高速・・・というルートを通っています。
けさ、いつものように自宅で日本道路交通情報センターのサイトで最新の交通情報を見て、とりあえず「オール・クリア」なことを確認してから出勤したのですが、まず、志村料金所付近に大型トレーラーが故障で止まっているとかで、美女木JCTまで渋滞との情報が入りました。
ここ数ヶ月、志村料金所~高島平ランプの渋滞がキツいときには、しばらく下道(したみち)を走って中台ランプから乗ることにしているのですが、今朝の場合は、中台ランプも混んでいるのが必至ですから、板橋本町ランプから乗ることにして、R17(中山道)に出ました。
そして、思うのほか混んでいたR17(中山道)を走っていると、首都高速は志村料金所から先はスムーズに流れているかと思ったところ、その先、中央環状線の西池袋付近を先頭に事故渋滞とな
ちょっと・・・、、、、です。
ラジオの交通情報によれば、いつもの朝ならば所要時間が50分前後の美女木~竹橋が2時間だと言ってるし
結局、しばらく山手通りを走り、渋滞ポイント(事故現場)のちょい手前になる西池袋ランプから中央環状線に入りました。
事故現場では、左車線で軽の1BOXが、ものの見事に横転して、1車線を塞いでいました
何のへんてつもないほぼ直線の場所で、どうすれば横転できるのでしょう
場所こそ違え、たった2台のクルマの粗相のおかげで、どれだけの人が迷惑を蒙ったことやら・・・
ところで、現在、首都高速では「いたくま」の工事が行われています。
「いたくま」というのは、首都高速・中央環状線の内回り・外回り問わずに最大のボトルネックになっている板橋JCT~熊野町JCTの改良工事のこと。
現在は「2+2=3」となっている板橋JCT~熊野町JCT(いたくま)を1車線増やして「2+2=4」にするという工事です。
「言うは易く行うは難し」で、現在、3車線づつの2層の高架道路を、どうやって1車線づつ増やすというのでしょうか
安易な方法としては、1車線の幅を狭めて、従来3車線だったスペースに4車線を詰め込めば良いわけですが、首都高速は、上下線それぞれの幅を広げるつもりだそうな
首都高速道路上では、毎週末ほかの深夜に車線規制して工事が行われていたことは知っていましたけれど、久しぶりに下道=山手通りを走ってみて、実は下道の方が工事の影響を受けていることを知りました。
工事期間中のほぼ全期間、山手通りは車線が一部規制されているんですから・・・
首都高速のいたくま区間の一利用者の私ではございますが、「いたくま」で迷惑を蒙っている皆様に、お詫びとお礼を申し上げます。