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新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

上野の人出は相当なものだった (後編)

2015-05-17 12:35:19 | 美術館・博物館・アート

「上野の人出は相当なものだった (中編)のつづきは、東京藝術大学大学美術館の後に出かけた東京国立博物館(トーハク)の見聞録です。

「鳥獣戯画-京都・高山寺の至宝-」展は、東京藝術大学大学美術館に向かう際に、その混みっぷりを把握していましたので、そちらはパスして「総合文化展」(平常展)をちょっと覗いていこうという軽い気持ちでした(トーハクのサイト超重い)。

挿し木して養生中ヨシノシダレこちらの記事をご参照方)が、ホンの半年でずいぶんと大きくなりましたなぁ

一方、トーハクのシンボル「右近のユリノキ」は、黄色の花を咲かせていました。

さて、昨日はトーハク本館(日本ギャラリー)1階だけ見物してきたのですが、かなりの観客で賑わっていました。「鳥獣戯画-京都・高山寺の至宝-」展見終えた人あきらめた人、初めから「総合文化展」(平常展)を観ようとしていた人など様々なのでしょうけれど、それだけはなかった。

とある展示室異様な混み方をしていました。

本館1階13-2室「刀剣」コーナーに観客が群れをなしています。しかも、若い人、それも女性が多い通常、総合文化展ではあり得ないことに、列を作って順番待ちまでしているではありませんか

いったい何事 なんですが、彼ら彼女らのお目当て「国宝 太刀 三条宗近(名物 三日月宗近)」でした。

私は存じ上げませんでしたが、こちらのサイトによると「三条宗近」は、

刀擬人化ゲーム「刀剣乱舞」に登場し「おじいちゃん」の愛称で愛されているキャラクター

なんだとか。へぇ~~ です。

室町時代には天下五剣の一つとされた。茎(なかご)から腰にかけて強く反り、先はほとんど反りがなく、日本刀の形式として古く、風格ある姿をもっている。刃文に三日月の形が見えるので、「三日月宗近」の号をもつ。豊臣秀吉の正室、高台院が所持し、その遺品として徳川秀忠に贈られ、徳川家に伝来した。

と、なんとも素性正しき名刀なわけですが、ゲームをきっかけに現代の若者の注目を浴びるとは、なんという数奇な運命なんでしょ

何がきっかけだとしても、日頃トーハクとは縁遠い若者たちが、これを機会にトーハク楽しさ奥深さを知って、トーハク・ファンが増えてくれたら、おじさんはうれしい

それはそうと、トーハクのサイト重くて重くて、参照するのに一苦労

せっかくの好天だというのに、イライラしながらPCに向かっているのはもったいない

ってことで、「後編」を書きかけのまま外出することにします。つづき「最終編」

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