きょう、12月7日は東京国立博物館(トーハク)で開催されてきた「日本国宝展」の最終日でした。
最終日となれば混むんだろうなぁ… でも、国宝土偶5体勢揃いなんて、今回を逃したら次はいつになるのか判らないし、行きたいなぁ…
なんて思っていたら、11:00前の入場待ちは、なんと、
「約30分待ち」ですって
先月下旬にトーハクに出かけたときはこちらで書いたように「60分待ち」で、行列嫌いの私はさっさと「日本国宝展」をあきらめて総合文化展を見物してきたのですが、一日のうちで一番混むことの多い開館2~3時間後にこれならば、それほど待つことなく「日本国宝展」を観られるのではなかろうかと考え、トーハクに出撃することにしました。
そしてやって来ました、トーハクへ
注目の待ち時間は…
おぉっと、出たぁ~、「10分待ち」
読みが当たりましたなぁ~
気分上々でチケットを購入して(パスポートは前回の日本国宝展の観覧に使用済み)、
トーハクの構内に入ったのですが、平成館へ向かいつつ、東洋館の方向に目を向けるとちょいと違和感が…
あるべきものが無いというか、何というか…
以前、この場所にはヨシノシダレの古木が生えていて、毎年4月中旬には見事な花を咲かせていました。
それが、ここ数年、一気に樹勢が衰えて、今年の春こそパラパラと花を咲かせていたものの、
夏になっても葉っぱは芽生えなくて、
こりゃ危ないぞと思っていたのですが、ついに今日は、完全に姿を消していました。
命に限りがあることは理解しているし、このヨシノシダレについてはある程度覚悟もしていたものの、やはりショックでした。寂しかった…
この場所には新しい苗木が植えられていました。
ヨシノシダレの後継なのか、次のヨシノシダレまでの中継ぎなのか判りませんが、健やかに育って欲しいと思いました。
「祈り、信じる力」が苗木の生長をバックアップするんだろな、K.I.T…
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