お正月を目前にして、夫が庭の植木を剪定しています。
冬枯れの我が家の庭に赤い実をつけ、点在して家を彩ってくれているのが千両と万両。
「どっちが千両でどっちが万両だったっけ?」
夫の質問に答える私。「たくさん実をつけている方が万両だから、こっちだよ」
(万両) (千両)
私は千両の方が品があり、絵的にも優れているので、こちらにお金でいえば最高額の、万両という名前をつけてあげたいといつも思うのですが、下向きに実をつけているのが万両なんですね。
この時期、正式な植物和名ではないとのことですが、百両、十両、一両という植物も赤い実をつけるそうです。
百両は「カラタチバナ」,十両が「ヤブコウジ」。
一両は、「葉の付け根から出ているトゲが、蟻をも刺し通す」という意味で、別名「アリドオシ」だそうです。
縁起を担ぐお正月の彩り、切っても長持ちするのでありがたいです。