ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

カマキリ婦人と戯れた

2009-11-15 18:28:12 | 日記・エッセイ・コラム

11月15日(日曜日)
玄関をノックするので開けた。見ればグラマスなカマキリ婦人ではないか。

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8月に出会った時は、指先にちょこんと止まれるほどの大きさだった。何を食べてそんなに大きくなったの?

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カマキリは、どれもこれも同じに見えるが、日本には4種類いる。オオカマキリ、

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チョセンカマキリ、

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ハラビロカマキリ、

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コカマキリ、

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の4種類である。今日はグラマスなオオカマキリの雌と戯れた。カマキリは貴殿の家庭と同じく、雌が強い。秋はカマキリの交尾の季節だ。

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オスはメスより先に成虫になる。人間社会では、女性の方が先にオマセになるので逆かも。
オスは交尾の後、メスにバリバリと食べられて子孫の卵の栄養になったり、交尾行動中に食べられるものもいるとのこと。一番哀れなカマキリは、交尾するまえに食いつかれるカマキリだ。お気の毒としか言いようが無い。しかしながら雄カマキリも、そこは抜け目が無い。例え噛みつかれても、オスに交尾衝動が高まり、ちゃんと目的の交尾を遂行しているのだ。スケベと言うべきかアンタは偉いと言うべきか。子孫を残す交尾だけがオスの仕事である。
カメラを向けると、生意気に両手を高くあげて襲うポーズをとってきた。

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カマキリは肉食で、動くものは全て餌だと思って襲い食べるそうだ.蜂もカマキリにかかれば餌となる。
幼少の頃は、イボが出来ればカマキリにかじらせて遊んだものだ。

【豆知識】
1.オオカマキリ
緑色または茶色の大きなカマキリ。
林縁の草むらや樹上で多く見られ、開けた原っぱにはあまりいない。あらゆる昆虫を強力な鎌足で捕らえて食べる。時には、カエルやトカゲを食べることもある。
チョウセンカマキリに似ているが、本種の方が、体が大きくて太いことと、後翅が紫褐色をしていることで見分けられる。低い木や生け垣の枝や枯れ草の茎などにつく。
2.チョウセンカマキリ
原っぱや田畑、河川敷など、開けた環境を好む。あらゆる昆虫を強力な鎌足で捕らえて食べる。
オオカマキリに似ているが、本種の方が、やや小さくて細身。また、オオカマキリの後翅は紫褐色をしているのに対し、本種はその色が薄い。
枯れ草の茎に多い。木の幹にも生む。コカマキリより高い場所にある。
3.ハラビロカマキリ
きれいな緑色の、ちょっと太めのカマキリ。褐色型の個体もいるが少ない。前脚の基部に、数個の黄色をしたイボ状突起を持つ。
林の樹木上や、林縁の草地で見られ、他の昆虫などを捕らえて食べる。木の枝先や幹(みき)にうみつけられていることが多い。
4.コカマキリ
茶褐色の小ぶりのカマキリ。体色は、黄土色から黒褐色まで個体差が大きい。林の周辺から、草原、人家周辺まで、幅広い環境で見られる。
地表を歩き回っていることが多く、さまざまな昆虫などを捕らえて食べる。敵に合うと、死んだふりをすることがある。

コメント (7)
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