百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!
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「良い一日を!」と言われることがある。
「良い」とはどういう意味か?
「良い日」とは? 天候の良い日やお日柄の良い日、そう考えると「良い一日」は天候や日柄ではなく、個人として気分良く過ごせる一日、楽しく過ごせた一日という意味になるのであろうか?
私は最近『毎日を丁寧に過ごしたい』と思っている。
『若い時は、一日は短く一年は長い。
年をとると、一年は短く一日は長い』
というのはフランシス・ベーコン(イギリスの哲学者)の言葉だが、毎日毎日は経験の質が問われ、年ベースでは経験の量が問われるようだ。
日日新鮮な眼で仕事をみつめ、年間を通してその経験をしっかり積み上げていきたいと思う。

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雀始巣(すずめはじめてすくう)
七十二候のひとつ
昨日朝、雨も上手く上がったので例年通り廃堤跡の桜並木に提灯を取り付ける。
桜は花が最も重宝されるが、実は落ち葉や実や剪定された枝等“桜”を丸ごと楽しむ方法があるという。
花弁を使うのなら八重桜、神奈川県秦野市と小田原市の一部が全国でも有数の産地だという。
葉を食用にする場合は、伊豆地方の大島桜が柔らかく最も食用に向いているようだ。
樹皮は水平方向にはがれて樺細工になったり、樹皮は桜皮(おうひ)と呼ばれ生薬になったりする。
“さくら染め”はさくらの花弁から染色するのではなく、剪定された枝を細かくチップ状に切ったものを天日干しし、その後煮出したものを用いるそうだ。

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感謝  


『感謝』の意味は?
『合掌』の意味は?
『感謝』
自分にとって 得になるからありがたく思うのか、
自分にとって 損になることだったら憎く思うのか、
われわれは本来
「 幸せに感謝するのではなく、すべてにおいてお陰さまと思うことが大切」なのではないか。
何故『合掌』するのか?
『合掌』は、そもそも仏教的な敬礼作法の一種、インドでは、右手は清浄、左手は不浄を表し、右手と左手を合わせることで、仏と衆生が合体し、成仏をあらわす。
食事の際に合掌するのは、食事を作った人、食材を育てた人、食事となった植物や動物への感謝を表す。
僧侶は挨拶する際には、お辞儀ではなく合掌する。つまり合掌することは、相手を敬い、感謝の意を表す。
われわれは「すべてのものを敬い、感謝する」という意味合いで常に合掌することが大切なのでは。

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「春眠 暁を覚えず」とは、春になるとよく聞くが、その後の句を詳細には知らない。
実は
『春眠不覺曉 處處聞啼鳥 夜来風雨聲 花落知多少 』という漢詩の一部で
「春眠暁を覚えず  処処啼鳥を聞く 夜来風雨の声 花落つること知んぬ多少ぞ」と詠む。
全体の意味は
春の眠りは心地よく、うっかり寝過ごし、夜明けに気づかない。目覚めると、ところどころで鳥がさえずり、天気はよさそうだ。そういえば、昨夜は風雨の吹き荒れる音がしていた。折角の花がどれほど落ちたことか。
ということから
「春は何とも心地よく、よく眠れ、寝坊する」の意味かと思いきや
実は、起床時間がいつもと同じだと春になると日の出の時刻が冬よりも1時間以上早くなっていて夜明けに気づかない程だという解釈の方が正しいようで
春になると夜明けが急に早くなり、夜明けに目覚めることが出来なくなった。
もう、ところどころで鳥がさえずっている。待ちに待った春が来たなぁ。そういえば昨夜は風雨の吹き荒れる音がした。折角の花がどれほど落ちたことか。でも、こんな心配は厳しい冬の間では出来なかった。春が来て幸せだなぁ。
と訳してみると何とも味のある『春暁』になる。

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今日からお彼岸、つまり今日は彼岸の入り。
お彼岸の中日が20日で春分の日になる。
お彼岸は日本独自の仏教文化だという。

真東から陽が昇り真西に陽が沈む、そんな頃が春は春分で秋が秋分にあたる。
浄土思想では極楽浄土は西方の遥か彼方(西方浄土)にあるという信仰にもとづき、お彼岸を大切にするのが歴史のようだ。

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従来、生物のゲノムの解読には膨大な時間と費用を要した。しかし現在、『次世代シーケンサー』の登場で10年前の5千倍の速さ、60万分の1の費用でゲノム解析が可能になったという。生物の個性を生み出すさまざまな仕組みを明らかにする中で、交配育種の効率化や耐病性遺伝子を用いた新品種づくりはわれわれに何をもたらしてくれるか?われわれはそれらの進化した技術を用いてどうい社会づくりを目指すのか?まずはゆっくり考えたい。

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従来の遺伝子組換え生物は、試験管内で改変された遺伝子を保持した生物という定義でしたが、ゲノム編集で改変された生物では多くの場合、この定義にはマッチしない。
というのはゲノム編集は自然界でいう突然変異と何ら変わらないからです。
しかし、ここにもヒトのゲノム編集についてどう考えるか、倫理観も含めて議論する必要があります。

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遺伝子操作技術“ゲノム編集”によって世界が変わる⁈という。
◇農作物や家畜の品種改良
・腐りにくいトマト
・筋肉が2倍の牛
・身の量が1.5倍の鯛
・角のない肉牛
・伝染病に強い豚
◇バイオ燃料の生産に適した植物の開発
・油分を通常の1.5倍含んだ藻
◇病気のモデルとなる実験用動物の作成
◇難病の治療や予防法の開発
・筋ジストロフィーやエイズウィルス感染者の治療法開発。
しかしわれわれは決して生命を自由に操れる立場にあるのではなく、そこには倫理観が常に問われ、『どこまで』やっていいのか?
まずは議論が必要だ。

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ヒトの遺伝子は30,000個と言われている。大腸菌は4,000個、でも小麦は60,000個、ショウジョウバエは13,000個で必ずしも遺伝子の数が複雑な生命活動を支えている訳ではなさそうだ。
30,000個で10万種以上の酵素やホルモンなどのタンパク質を作り分ける、そのメカニズムは何とも凄そうだ。

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朝は霜が降りるほど寒かったが、日中は春を感じさせる陽気に仕事も捗った。
話は変わるが、遺伝子には先天的なものと後天的なものがあるといわれているが、“エピゲノム”という後天的に変化するDNAの状態は、その遺伝子の働きをONもしくはOFFにすることで環境によって左右されたかのようにみえる仕組みなのだという。

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