百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

卒業式!

2008-03-21 20:52:38 | 季節
今日は大学の卒業式だった。大学に用事があり、式には全く関係はなく、写真の中のアメフトの選手のようなもので、僕は特別に卒業式だからどうのということはなく、黙々とやらなければならないことを確実にやるだけなのでした。
そういえば、僕は大学の卒業式というものを経験していない。僕は、たいした成績でもないのに、卒業後の進路だけは決まっていたので、卒業式にも出ずに、遊んでいた。中学の時は、卒業式の次の日が高校の合格発表で卒業式どころではなかったし、高校の時は、まだ大学が決まっていなかったので、そんな気には全くなれなかった。大学の時は最も充実した卒業式を迎えるはずだったが、卒業後はすぐに働かなければならない、・・・それも残された人生のすべてを・・・と思うと式どころではなく、限られた残りの余生を遊びつくそうと思っていたのです。
今では考えられませんが、《如何に逃げるか!!》ばかり考えていたのが僕の学生時代だったのです。

蜘蛛の巣!

2008-03-20 21:22:06 | 環境
雨上がりの地面には、たくさんの蜘蛛の巣が!!
蜘蛛達がたくさんいると、なんだかワクワクしてきます。
だって、蜘蛛達はたくさんの虫達を食べてくれて、鳥達もたくさん呼んでくれるからです。自然のままに、自然と共に、いきなりはなかなか無理ですが、徐々に自然の中で農業が営めるようになってきていることに感謝です。

黒いトマト!

2008-03-19 22:18:57 | 農業
今年は黒いトマトと紫のトマトにチャレンジしまふ!!
噂には聞いていましたが、やっぱり自分で一度は育てて、食べてみないと!
今日生憎の雨の中でしたが、久し振りに他の人のトマトハウスを見学させていただきました。そこのトマトさん達はもう二段目の花が咲いていました。トマトのいい香りがハウス一面に拡がり、思わず頬がほころびます。なんともいえない幸せなトマトのあのあま酸っぱい香りに春の到来を感じ、やっとこの時期が戻ってきたか!と思わず拳を握る自分がそこにいました。やっぱり百姓は幸せモンや!!

いちご大福!

2008-03-18 21:49:41 | 料理
お彼岸にもなり、春の陽気が続きます!気温があがってくると、百姓は気持ちがソワソワ、出来ることには限度があるのに気分は自棄に高揚してきます。
そんな中、我が家にあの《いちご大福》が届きました。噂には聞いていましたが、なんと大きい・・・やっぱり美味しい・・・そうなのですあの嶋屋(大津市本堅田)の限定《いちご大福》です。(※詳しくは shimaya.dadaduck.com をご覧下さい。)ありがとうございます。
春の知らせを、こんな立派な《いちご大福》で頂くなんて!! 春は楽しや!!!

地域ブランドづくり!

2008-03-17 21:21:08 | 料理
今日は昼から福祉施設関係の方々と‘農’と村とブランドづくりについて話し合った。福祉施設の方々は補助金等が削減される中でどういう活動が障害者の為になるのか、どういうことが自らの手で出来て、何を社会から期待されているのか、今一度整理し、出来るだけスムーズに転換したいと思っておられるようで、『現状の‘農’の課題と解決方法』についての私の拙い話に対しても皆さん真剣に耳を傾けてくださった。
私自身、まだまだ百姓としても事業主としても半人前なため、障害者の方々を雇用し共に働けてはいないが、互いの良いところを認め合い、高齢者雇用や地域の文化の継承等を互いにリンクさせた中ではいづれは解決の糸口を模索したいと思っている。

空手!

2008-03-16 22:16:58 | 季節
今日は娘の空手の大会でした。娘は生憎一回戦で敗退しましたが、親子、兄弟姉妹(三名以上)の形(カタ)は結構会場を和ませてくれた。
改正教育基本法で「伝統と文化を尊重」の文言が入ったこともあり、「中学から武道を必修にすべきだ」との意見が部会の委員から出て、今後は女子も武道、男子もダンスが中学で“必修”になつてくるようです。
しかし「伝統と文化の尊重」が単純に武術になるところが余りにも安易過ぎて面白くない。もっといろいろな側面から教育のあり方が語られるべきだし、健康な食のあり方についても、そろそろ誰かが真剣に語ってくれないものか。

有機農業

2008-03-15 23:59:49 | 農業
今日は昼から湖北町の大戸洞舎を訪れました。
それは『<農>の行方を探る会Ⅱ・第4回』に参加するためです。
有機農業を今一度、みんなで解析し、食の安全と暮らしといのちの関係を整理し、何からどういう順番で課題解決を図ればいいののか、久し振りにみんなとしっかり議論することができました。松本さんはじめ、みなさんありがとうございました。
有機農業の推進のためには、・基本になる農法の確立・経済的支援の仕組みづくり・消費者の理解促進を図る事が必要で、・農法の確立のためには技術力の向上もさることながら、如何にベースを押さえ普遍性をもたせるかが重要になり、経済支援に関しては行政とどうタイアップして基盤整備を図るかが大切になる、また消費者の理解促進のためには、情報を如何に伝え、ブランド力を高める百姓力のアップを如何に強めるかがポイントとなってくるようです。
みんなで様々な角度から何度も議論を繰り返し、今後早い機会に消費者や流通業者の方々も巻き込んだ中での展開が望まれるようになれば、また一歩前進です。

アレルギー性鼻炎

2008-03-13 23:28:08 | 環境
環境が変わると人間はストレスを感じるという。
大気汚染を理由にオリンピックの不参加を表明したエチオピアのマラソン選手がいるというが、1964年東京オリンピック開催当時の日本の大気は全く汚染されていなかったのだろうか??改めて考えさせられる???
東京オリンピックが開催された1964年当時、スギ花粉症が発見され、以降、日本人のアレルギー性鼻炎は激増、今では日本人の国民病と形容されるほどになっている。
現在の中国では、それほどアレルギー性疾患が多いわけではないようだが、まさにこれからどういう社会が形成されていくかにより(遺伝というより、社会的環境要因によるものが原因とするならば)、アレルギー増加の社会的要因が揃う可能性が高まり、それにつれてアレルギーそのものも増えることが安易に推測可能だ。
環境は人間にとって、生物にとって、最も大切な要因であり、決して自己の我が儘で汚すことは許されない。これは、個人もそうだが、国も勿論そうであり、環境は誰のモノでもなく、みんなのモノであり、また将来の地球上に生存する全てのモノのためにあることを今一度考えたい。。

びわ湖トラスト

2008-03-11 22:52:11 | 環境
NPO法人『びわ湖トラスト』は、民間資金を活用して琵琶湖の環境保全に取り組もうと、滋賀県の市民らがを、4月中旬に発足させる運びとなった。
大学教授や主婦など、幅広い層の約250人が発起人で、あのアルピニストの野口さんも発起人の一人に名を連ねている。
県が財政難で琵琶湖の水質調査などの予算を減らしたのに伴い、中止が決まった潜水ロボット「淡探」を使った生態調査の継続などをまずは目指す。
また、地元企業や団体に出資を呼び掛け、地域ぐるみでの保全活動を展開する予定。
他には、手作りの紙芝居を使った子ども向けの環境学習や、湖岸のごみ拾いを計画。そして、琵琶湖関連の研究者への資金援助も予定している。発足準備会の山内陽子事務局長(51)は「状況は危機的。市民の力で美しい琵琶湖を取り戻し、世界遺産登録にも貢献したい」と話している。