嘘






今日はApril foolで「嘘」について考えてみた。
最近「偽証」で何かと世の中は騒がしいが、何故、人は「嘘」をつくのか、
「偽証」の「偽」は、「偽り（いつわり）」だが、「人」＋「為」と書くことの本当の意味は何なのか？実は「人」を紐解くのではなく「為」という漢字を紐解くと「為」とは 「手」と「象」から出来ていらという。人間が象を手なずける様子を表しており、 そこに人偏がつくと、人間が作為的に手を加え、本来の性質や姿を矯め直すと いう意味になるようで、要するに人の作為で姿を変える、正体を隠して上辺を 取り繕うという意味から「いつわる」となったようだ。
聖徳太子は「世間虚仮唯仏是真」と言ったという。
太子は、争いの絶えない社会から人間を執着(我執)から逃れられず煩い悩みをもつ生きものである。即ち「皆凡夫である」と理解し、仏教（仏の道）にこそ嘘偽りのない真があるとした。
人間なんてそんなモノだということか？！