長野畑でハチに刺された。
スズメバチではないので大したことではない。アシナガバチをもっと小さくして黒くした感じの長野畑によくいるハチ。ちびっこいくせに有刺鉄線が刺さったように痛い。手の甲を刺された直後に吸引器で毒を吸い出したけどやっぱり腫れた。ドラえもんの手のようにぷっくり丸くぷにぷに。猫の肉球の感触ってこんな感じかなぁとしばし現実逃避する。
ハチは芋虫を食べてくれたり果樹の受粉をしてくれたりと、有益な仕事を懸命にしてくれる有能な労働力なので、身動きとれないなど問題にならない程度のハチの巣はそのまま放置している。巣を見つけたら蛍光ピンクのリボンを近くに結んでおいて目印にし、なるべく近寄らないようにする。むやみに近接しなければむこうも攻撃してくることはない。
今回は枯れたエビガライチゴの枝を切り取ろうとむんずとつかんでシャキーンとハサミを出した直後、ハサミを持ってる右手の甲をぶっつり刺された。ハチからすればナイス命中。私からすれば巣があることに気づかないままおもむろに動作したのが運の尽き。「巣があるかもしれない」と思いながらゆっくり動けば、仮に巣があったとするとまず見張り役のハチが飛び立ってぶんぶん威嚇してくるので、そしたら静かに離れて見届ければ近くにある巣の存在に気付く。今回は朝から暑くて熱中症気味でぼんやりしてて迂闊だった。ハチの音がしたら静かにかわし、クマの匂いがしたら静かに離れる。それが鉄則。(と言いつつ去年は畑にクマが出てダッシュで逃げたけど→詳しくはこちら。)
今日ツイッターでハチに刺されたというニュースを見かけた↓ 人が攻撃をしかけなければそこまで猛襲されないのでは?と思う。
いずれにしても、ハチの羽音や気配に気付く感度と、ハチの巣があるかもしれないという見えない場所への想像力とともに、ハチに刺されたらどんだけ痛い目にあうか、スズメバチは命に関わるので極力避けたいけれど、死なない程度の痛い目は体感した方が危機回避能力は磨かれるのではなかろうか。
と思いつつもハチに刺されるのはもう勘弁。
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