昨日は円高傾向は維持されたが、ドル高がいったん巻き戻してドル安傾向となった。主たる原因はユーロスイスに対する介入警戒であろう。ユーロスイスでスイス当局による介入(スイスフラン売り)が入ると、欧州通貨全体が高くなりがちである。
ただ、相場としては中途半端なところに位置していることは間違いない。これで今回の調整が完了に向かうとは思えない。GSRもやや下げたもののまだ高いところにある。まだ円高傾向が維持されると考えている。戻りがあるにせよ、次の段階を目指してドル円・クロス円とも下降する可能性が高いのではないだろうか。その時には、たぶん、ドル高も伴うと思うが、こちらはやや自信がない。ドルインデクスのチャートを見ると、単独では、むしろ下げを示唆している部分も大きい。昨日と同様に、ドル安による、ドル円下げというパターンがある可能性も頭に入れておきたい。したがってFXのトレードとしては、クロス円ではなく、ドル円ショートとなる。
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