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JACKIE GLEASON 「THE LAST DANCE」 ジャッキーグリースン 「ザ ラスト ダンス」

 
 
 イージーリスニング(ムード音楽)は1950年~70年代頃まで日本で人気があり、ラジオでもよく曲がかかってていました。パーシー・フェイス”夏の日の恋”、マントヴァーニー”魅惑の宵”、ニニ・ロッソ”夜空のトランペット”、ポール・モーリア”エーゲ海の真珠”、レーモン・ルフェーブル”シバの女王”など、曲名は知らなくても、耳にした方は多いと思います。FMの深夜放送「ジェット・ストリーム」はイージーリスニングの専門番組として、城達也氏の名ナレーションで人気がありました。
 アメリカでは1940年代後半からEASYLISTENING、MOOD MUSICという言葉が使われ始め、1950~60年代に最盛期を迎えました。アメリカのイージーリスニングの特徴はジャズの編曲家やプレーヤーが参加していること、そして1940~50年代はアメリカの映画・ミュージカル・ポピュラー音楽の全盛時代で、珠玉のスタンダードナンバーに素晴らしいアレンジが施され演奏されていることです。
 イメージ 1またジャッキー・グリースンは俳優、コメディアンとしても有名で、1950~60年代のTV音楽番組「ジャッキー・グリースンショー」のホストとしても人気がありました。映画の代表作はポール・ニューマンの「ハスラー」で、1970年代の映画「トランザム7000」シリーズでは憎まれ保安官役で出演していました。
 1952年からCAPITOL RECORDにイージーリスニングのバンドリーダーとして録音を始めました。UPした動画は1962年のアルバム「LAST DANCE FOR LOVERS ONLY」から、サミー・カーン、ジミー・ヴァン・ヒューゼンのスタンダードナンバー”THE LAST DANCE”です。ジャージーで美しいストリングス、ボビー・ハケットのトランペットソロ、『ジャッキー・グリースンサウンド』の魅力にあふれた演奏です。  (Kann Dorao)
 
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