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1964年のポップス ⑳ ジョニー・リヴァース ”ドリームドール“ ”ベイビーカムバック”

 ジョニー・リヴァース(Johnny Rivers)(1942生~)は、米国の歌手・作曲家・プロデューサーで、1964年から1968年に多くのヒット曲を放ち、1972年には”Rockin' Pneumonia and the Boogie Woogie Flu”が全米6位にランクされました。

 日本ではロック・ファンには全くと言っていいほど人気がなく、1960年代半ばから1970年代前半位にポップス・ファンになった人たちが、”ジョニーリヴァース、イイ曲あったよね、懐かしいね”などといった存在なのではないでしょうか。今回日本ではロック・ファンには無視されている、ジョニー・リヴァースを紹介していきます。

 ジョニー・リヴァースは1957年に”Little Girl"でレコード・デヴュー、歌い方がエルヴィスそっくりさんです。以下シングルを紹介していきます。

(2)”Baby Comeback/Long Long Walk)"(1958年) 当時日本でも「ベイビーカムバック/ロング・ロング・ウォーク」のタイトルでリリースされました。メロディーも歌い方もエルヴィスそっくりさんです。

(3)"You're the One”(1958年) エルヴィスそっくりさん。

(4)"Your  Fast and Last Love" (1959年) エルヴィスそっくりさんのポップ・バラード。

(5)"Everyday"(1959年)ジョーダネアーズをバックにしたエルヴィス。

  (6) " The Customary Thing (1960年) ワイルドなヴォーカルで、エルヴィスから黒人風Doo Wapへ。ただこの曲からエルヴィスそっくりさんから脱却し、ジョニー・リヴァース本来のヴォーカル・スタイルの片鱗をみせる。

(7)"Knock Three Times"(1961年) R&B調バラード。エルヴィスからジョニー・リヴァースの歌い方になる。

(8)"Bue Slies"(1961年)スタンダードを軽快なポップス調で。

(’9)"Long Back Mail"(1962年) カントリー調のR&R.。ジョニー・リヴァース本来のヴォーカル・スタイルが確立される。

(10) " If You Wan't It,I've Got It" "(1963年) カントリー調のトーキング・バラード。

(11)"Dream Doll""(1964年)軽快な明るいアメリカンポップス。日本でも、「ドリーム・ドール/君に愛されたい」のタイトルで発売されました。

 

 

 ジョニー・リヴァースの”ドリーム・ドール(Dream Doll)”です。1964年といえばビートルズ旋風が巻き起ころうという時で、よい曲ですが少し遅かったのかなと思います。

 

 

 ジョニー・リヴァースの”ベイビーカムバック”です。1958年の曲で、エルヴィスそっくりさんぶりが微笑ましいくらいです

 

 

 

 

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