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ソン・チャンシク ”一度ぐらい””僕のギターの話””カナダラ”開かれた音楽会より

2,015年3月に日本で放送されたKBSTV「開かれた音楽会」は、旧正月特集ということで特別な企画でした。ソン・チャンシクとヤン・ヒウンの夢のようなジョイントコンサートは、歌っているヤン・ヒウンも感涙し、聴く者も胸にこみあげてくる感動で、素晴らしいコンサートでした。二人のデュエット”愛です””美しい人”の画像が、You Tubeにないのが残念でたまりません。
 ギタリストのハム・チュノが、ソン・チャンシクとヤン・ヒウンの曲をそれぞれ演奏し、番組は始まりました。
 ヤン・ヒウンは4曲、”愛そのわびしさについて(1991年)” ”40歳の時には(1995年)” ”あなたさえいてくれれば(2006年)” ”幸せの国へ(1972年)”を歌いました。
 ゲストのユリサンジャは、1969年のツインフォリオの3曲”祝祭の歌” ”白いハンカチ” ”ウエディングケーキ”をきれいなハーモニーで歌いました。
 司会のファン・スギョンはソン・チャンシクを、「道人が高笑いするように歌う歌手」と紹介し、ソン・チャンシクは”一度ぐらい(1974年)” ”僕のギターの話(1978年)””鳥は(1974年)” ”カナダラ(1980年)”を歌いました。画像は1曲目の”一度ぐらい”です。
 
   一度ぐらい
 
 一度ぐらい話しかけてくるだろう いつ頃だろう いつ頃だろう 
 震える声で声をかけてくるだろう
 時間はどんどん過ぎていくのに 家にたどりつくのに
 なぜこんなにためらうんだろう
 僕は待っているのに 振り向きたいけれど 手招きしたいけれど
 もう少しだけ もう少しだけ 待ってみよう
 一度ぐらい振り返るるだろう いつ頃だろう いつ頃だろう 
 怖気づいた表情で 後ろを振り返るだろう
 時間はどんどん過ぎていくのに 家にはたどりついたはずなのに
 なぜこんなに前だけ見て 僕をあせらせるんだ
 一度声をかけられれば 一度手をにぎられれば
 もう少しだけ もう少しだけ ゆっくり歩ければ
 
 
 
 

 

나의기타이야기 송창식 with 함춘호

나의 기타이야기 송창식 with 함춘호

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この画像は2015年10月の「開かれた音楽会」からの画像です。”僕のギターの話”はKBSTV「不朽の名曲」で、3人組フォークグループ「自転車に乗った風景」がアレンジして披露していました。

 「不朽の名曲」に出演し”この曲は特別な曲”と言うソン・チャンシクは、”子供が生まれた記念に作った曲です。曲を作るときは比喩を用いて作るのですが、この曲だけはストレートにギターをテーマにしました。作詞作曲も私ではなく妻と子供の名前で発表しました”と話していました。
 
   僕のギターの話
 
   昔、昔 僕が住んだ小さな町内には  一年中青い丘があった
 そこには1本の桐の木と 一緒に遊んだ少女がいた
 桐の葉が落ちれば 手のひらと比べながら一緒に笑って
 僕の名前とその子の名前を互いにお互いに 木全体にきざんだものさ
 ディンドンデンディンドンデン 鳴りひびく僕のギターは 昔のラブストーリー
 青く美しかった過ぎた日の悲しい物語 ディンドンデンディンドンデン

 
 
 ひときわ空が明るい日 いつものように彼女の顔眺め
 彼女の名前を刻んだ桐の木で 彼女の姿を作ってみたくなった
 話すときは丸くなる口も作り 細く長い首も作り
 くびれた腰を作った時は 本当に本当とても嬉しかった
 ディンドンデンディンドンデン 鳴りひびく僕のギターは 昔のラブストーリー
 青く美しかった過ぎた日の悲しい物語 ディンドンデンディンドンデン

 可愛らしいその姿は作ったが 美しいその声はどこに入れよう
 風を一握り二握り三握り掴んで入れようか 小川の水音を入れようか
 僕の心に満ちた声のため 何人もの人が手を貸した
 叶えられない悔しさで 幾夜も泣きあかしたのさ
 ディンドンデンディンドンデン 鳴りひびく僕のギターは 昔のラブストーリー
 青く美しかった過ぎた日の悲しい物語 ディンドンデンディンドンデン

 
 ある日彼女の声が聞こえ起きてみると 僕が作った桐の木の少女の胸に
 きらめく天の川が流れていた 六筋も流れていたんだ
 桐の木の少女に心奪われて 可哀そうなあの子は忘れられていた間に
 
 一年中青い丘を去り 空の天の川になってしまった
 
 
 
 ディンドンデンディンドンデン 鳴りひびく僕のギターは 昔のラブストーリー
 青く美しかった過ぎた日の悲しい物語 ディンドンデンディンドンデン
 
 

 

가나다라 - 송창식(1980)

 

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 ”カナダラ”です。

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