Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

生まれつきのプログラム(ツチホゼリ)

2008-01-09 18:50:17 | ハタ科

空模様は今一つですが、あったかい日が続いてる沖縄島です。

海のコンディションもいい感じが続いてます。

さて、ネズミの天敵といえばネコ。

ネズミはネコに襲われる経験を何度も経て、この認識を学習してるんではないかとこれまでは考えられてたそうです。

が、東京大学の研究グループがそれをくつがえす研究成果を発表したんだそう。

そのカギは、においだそうです。

鼻から入ったにおいの分子は神経細胞に受け取られ、その情報が大脳へと届けられます。

それが天敵のにおいだったら、ネズミは襲われた経験を通して学習してなくても、その場から逃げるように生まれながらにプログラムされていることが明らかになったんだそうです。

ところで、このプログラムされている神経回路の遺伝子は、魚類のもつ嗅覚の遺伝子によく似ているんだとか。

そんなに寄ってないのに被写体に逃げられるときには、僕も何か危険なにおいを発してるのかも? なんて妄想してみたり。

海はベタ凪。曇のち時々晴れ間。

080109

〈ハタ科ハタ亜科マハタ属ツチホゼリ(Epinephelus cyanopodus) 07年11月15日 沖縄島山川〉

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