Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

最初は織田信長が…(モンガラキセワタ)

2020-10-20 19:34:25 | ウミウシ

天気図を見ると台風17号が発生してたり、熱帯低気圧があったりしてますが…。

まあ17号は遠い場所ですし、熱低も今のところ影響していない沖縄島です。

今日も気持ちのいい空模様で、鋭い日差しとひんやりした風が心地良いブレンドになってます。

もっとも週の半ば、明後日辺りは大雨の予報になっていたりしますけど。

何か久しぶりに大雨の予報を目にしたような気がするなぁ…。

風は北東。晴れ。

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『姿は魚で頭は虎、尾鰭は常に空を向き、背中には幾重もの鋭いとげを持っている動物』

といえば…

なぞなぞではありません。これは想像上の生物、『鯱(しゃち)』です。

海獣のシャチ(オルカ)の名は、この鯱に因んでいます。

鯱といえば鯱鉾。大棟の両端に取り付けられ、鬼瓦同様守り神とされています。城の天守などにも取り付けられていたりして、名古屋城の金鯱などが有名ですね。

鯱鉾の起源は、鴟尾(しび)と呼ばれる大棟の両端につけられる飾りの一種だったのだそう。中国から瓦の伝来と共に、飛鳥時代に日本に伝えられたと考えられているのだとか。

火除けのまじないなのだそうで、最初は沓形だったものが、唐時代末にバリエーションとして魚や鯱の形へと変化していったよう。

鯱は海に住み、よく雨を降らす動物だと想像されていたからだそうです。

ただ本来の目的は避雷なのだとかで、飾りの役割だけではないようです。

日本では、鯱鉾は寺院堂塔内の厨子等を飾っていたそうですが、それを城の天守に採用したのが織田信長なのだとか。

安土城を作ったときに、その天主や櫓、城門の屋根の上に鯱を設置したのが、日本での最初の鯱鉾なのだそう。そこから他の城に普及していったのだそうです。

火除けのまじないや避雷の実用もあったのかもしれませんが、信長だけに格好いいから付けてみるか、なんて考えたのかも…とか思えたりも。

しかし僕の記憶が正しければ、件の安土城は焼失していたような…。

■■

さて…

〈キセワタガイ科キセワタガイ属モンガラキセワタ Philine orca 20年8月21日 沖縄島安和〉

学名種小名は『シャチ』の意。

もちろん海獣の方のシャチです。

乳白色の地色に黒色の不定形斑紋を纏うところからでしょうか。

 

 


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