天気図を見ると台風17号が発生してたり、熱帯低気圧があったりしてますが…。
まあ17号は遠い場所ですし、熱低も今のところ影響していない沖縄島です。
今日も気持ちのいい空模様で、鋭い日差しとひんやりした風が心地良いブレンドになってます。
もっとも週の半ば、明後日辺りは大雨の予報になっていたりしますけど。
何か久しぶりに大雨の予報を目にしたような気がするなぁ…。
風は北東。晴れ。
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『姿は魚で頭は虎、尾鰭は常に空を向き、背中には幾重もの鋭いとげを持っている動物』
といえば…
なぞなぞではありません。これは想像上の生物、『鯱(しゃち)』です。
海獣のシャチ(オルカ)の名は、この鯱に因んでいます。
鯱といえば鯱鉾。大棟の両端に取り付けられ、鬼瓦同様守り神とされています。城の天守などにも取り付けられていたりして、名古屋城の金鯱などが有名ですね。
鯱鉾の起源は、鴟尾(しび)と呼ばれる大棟の両端につけられる飾りの一種だったのだそう。中国から瓦の伝来と共に、飛鳥時代に日本に伝えられたと考えられているのだとか。
火除けのまじないなのだそうで、最初は沓形だったものが、唐時代末にバリエーションとして魚や鯱の形へと変化していったよう。
鯱は海に住み、よく雨を降らす動物だと想像されていたからだそうです。
ただ本来の目的は避雷なのだとかで、飾りの役割だけではないようです。
日本では、鯱鉾は寺院堂塔内の厨子等を飾っていたそうですが、それを城の天守に採用したのが織田信長なのだとか。
安土城を作ったときに、その天主や櫓、城門の屋根の上に鯱を設置したのが、日本での最初の鯱鉾なのだそう。そこから他の城に普及していったのだそうです。
火除けのまじないや避雷の実用もあったのかもしれませんが、信長だけに格好いいから付けてみるか、なんて考えたのかも…とか思えたりも。
しかし僕の記憶が正しければ、件の安土城は焼失していたような…。
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さて…
〈キセワタガイ科キセワタガイ属モンガラキセワタ Philine orca 20年8月21日 沖縄島安和〉
学名種小名は『シャチ』の意。
もちろん海獣の方のシャチです。
乳白色の地色に黒色の不定形斑紋を纏うところからでしょうか。