Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

雨交じ…らず…(パイナップルウミウシ)

2015-06-20 18:45:11 | ウミウシ

この週末は雨交じりの空模様になる予報で…。

まあ、確かに昨日から雨は降ってますけど、午後の遅くだったり、朝早くだったり…。

というわけで、雨に交わることなく潜ってたりするやんばるです。

希望をいえば、お昼前後ぐらいにザーと強雨に降られて涼を感じたりしたいのですが。

なかなかうまくはいかないものです。

もっとも、昨日も今日も雷雨だったので、交わらなくて良かった気もしますが。

風は南西。雨のち曇、ときどき晴れ間。

〈ツヅレウミウシ科ヒオドシウミウシ属パイナップルウミウシ Halgerda willeyi 15年5月19日 沖縄島新里〉

パイナップルぽいかどうか、と問われれば、この画像からはパイナップルっぽさは正直感じません。

が、カラーバラエティということで、そこの部分は置いとくとして…。

そもそもパイナップルとは……。

いやもちろんフルーツですとも。

この時期、凍らせたパイナップルをインターバルに食べると最高に美味しかったりして。

という感じで終わってもよかったけど、もう少しだけ掘り下げてみますか。

パイナップルは、パイン=松とアップル=果実、つまりは松ぼっくりを指す名前。

松ぼっくりに似た果実だったので、その名が転用されたのだそう。

植物としてはアナナスという名前があるのだとか。

ちなみにアップルといえばリンゴですが、かつては果実一般を指すものとしても用いられていたのです。

パイナップルは、漢字では『鳳梨』と表記しほうりと読んだり。

鳳は鳳凰の鳳で、古代中国の想像上の鳥で、めでたいしるしとして現れる鳥。

その流れなのでしょうが、台湾では鳳梨をオンライと発音し、その音は良い兆しの意味を含んでいて、お祝い事にパイナップルを送るのだそうです。

パイナップルって、かりゆしフルーツだったのですね。

鳳凰という字、鳳は雄のことで凰は雌のことを意味しているのだそうで…。

つまりこの言葉は雌雄を同時に表記するという意味で、ウミウシ的だなぁ…とか思ってみたり。

って無理矢理寄せてみたり…。

〈同一個体 同日 同ポイント〉

 

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