Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

寒すぎる…(クチナシイロウミウシ)

2016-01-19 18:43:20 | ウミウシ

さ、寒い…、寒すぎる…、な本日のやんばるです。

先週、とうとう真冬がきたって書きましたが、この寒さに比べたら全然真冬じゃなかった…。

今日はウエットで潜らないといけなかったので、久しぶりに水中カイロを使用。

文明の利器のありがたみを強く感じたり…。

風は強めの北~北西。晴れ。

〈イロウミウシ科アオウミウシ属クチナシイロウミウシ Hypselodoris whitei 15年12月14日 沖縄島安和〉

クチナシといっても、本種に口がないというわけではない。

アカネ科クチナシ属の常緑低木、つまり植物のクチナシからの名前なのでしょう。

もっとも本家のクチナシのほうは、熟しても果実が割れないため、『口無し』から『クチナシ』という名になったとか。

クチナシの花は白色ですが、その果実は黄色~クリーム色。

本種は果実の色が和名の由来なのでしょうね。

ちなみに、本家のクチナシの学名種小名は、jasminoides で『ジャスミンのような』の意。

まあ、似てます。

ジャスミンといえばジャスミン茶。

当地ではさんぴん茶という名でポピュラーな飲み物。

コンビニやスーパーで必ず販売されているし、居酒屋のメニューにも必ず記載されてたり。

この『さんぴん』、勝手に沖縄の言葉だと思っていたら、中国語のシャンピェンチャー(香片茶)が語源なのだそう。

今日知りました。

 

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