Sakana no Sanaka

沖縄本島テキスト系ダイバーの一考察

直前に『開けゴマ』で…(クロゴマフジタウミウシ)

2021-06-15 19:02:36 | ウミウシ

激しく雨が降ったかと思うと、カラッと晴れ上がり陽光サンサン…。

と思っていたらまた激しく降り出して、そしてまた青空に…。

って感じの沖縄的な梅雨空になった本日のやんばるです。

大雨や洪水の警報が発表されたエリアもあったようですが、こういう降り方は梅雨の終盤の印象。

梅雨明けが近づいているのかも知れません。

まあ週間予報では、今週いっぱいは雨交じりの空模様が続きそうですが…。

風は西~南西。雨のち晴れ、のち雨、そしてのち晴れ。

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『開け、ゴマ』

『千夜一夜物語』の1篇とされる『アリババと40人の盗賊』に登場する呪文で、物語そのものは知らなくてもこの呪文は知っているという方もいるのではないでしょうか。

唱えると洞穴の岩の扉が開き、中には盗賊の隠した財宝がある…って感じの展開でしたよね。

この呪文、何故ゴマなのかは諸説あり、食材としてのゴマの形態に関するものから、見立てや霊的な意味とするもの、あるいは神秘性や性的な隠喩とする説など、いろいろとあるのだそう。

そもそもこの『ゴマ』が植物としてのゴマに対してなのか、それともゴマ粒に対して命じているのかもはっきりとしていないのだそうです。

食材としてのゴマには『白ごま』、『黒ごま』、『金ごま』と大きく三つに分けられて流通しているのだとか。

この三つ、何が違うのかというと、その見た目なのだそう。

つまり『白ごま』や『黒ごま』といった特定の品種があるわけではなく、種子の外皮の色が白いものは白ごま、黒いものは黒ごま、黄褐色のものは金ごまと呼ばれているのだとか。

栄養成分はほぼ同じなのだそう。細かな成分の違いはあるようですが…。

抗酸化作用を持つ成分が豊富に含まれているゴマですが、そのまま食べても栄養成分がほとんど吸収できないのだとか。

ゴマの健康効果を最大限に高めるためには、外皮を壊した状態、つまりすりゴマの状態で食べるのが良いのだそう。ただしゴマは酸化しやすいので、直前にするのがベストなのだそうですよ。

外皮を開くと中に栄養成分が…。直前に『開けゴマ』して食べるのが良いと言うことですね。

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さて…

〈フジタウミウシ科フジタウミウシ亜科フジタウミウシ属クロゴマフジタウミウシ Polycera sp. 21年4月9日 沖縄島安和〉

体表に黒ごまを振りかけたような本種。黒ごま模様といったところでしょうか。

ただし胡麻模様というのは和柄にあって、それは胡麻を振りかけたような模様ではありません。

胡麻の実の断面図をモチーフにした模様なのだそう。

『健康長寿』を願う縁起物の和柄なのだそうですよ。

〈同種同個体 同日 同ポイント〉

 

 

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