夏日まではいきませんでしたが、暖かな一日だったやんばるです。
今年は暖冬だったのか…というデータを目にしました。
沖縄地方の平均気温の平年値との差は…
12月は+1.5℃ 1月は+0.7℃ 2月は-0.6℃
12月は確かに暖冬、1月は微妙に暖冬、2月は普通に寒い冬、って感じかな。
明日から天気が下りだし、また少し寒さが戻る予報。
まだ衣替えはできないなぁ…。
ところで、明日は部分日食。
沖縄島はじつに微妙な空模様で、今のところギリギリ見られそうな雰囲気。
久しぶりに日食グラスを引っ張り出したのですが、使用できるかなぁ…。
風は南東。晴れのち曇。
〈ダルマガレイ科ホシダルマガレイ属モンダルマガレイ Bothus mancus 16年2月3日 沖縄島安和〉
ティラノサウルスを含む獣脚類というタクソンにはデイノニクス類も含まれています。
デイノニクス類とは鳥類へと進化したタクソンです。
二足歩行の羽毛恐竜が、どうして翼を持つことになったのでしょう。
あるいは人は二本の腕を持ち、それぞれの腕に五本の指を有しています。
三本や四本の腕ではなく、六本や三本の指でもなく、今の数になったのはどうしてでしょう。
もちろん理由などなく、たまたま翼を持ったり、二本の腕を持ったりした個体(あるいは個体群)の形質が受け継がれ、その他は淘汰されたのかも。
それでもそういう形質を獲得しやすい性質を、その生命は有していたのかもしれないなぁ…とか思ったりもします。
つまり五本指が有利だからとかじゃなく、指を造ろうとすると五本になりやすい性質って感じのこと。
そういう性質って、カンブリア爆発の頃から持ってる因子なのじゃないかなとか思えたり…。
さて、本種を含むカレイ目の魚たちも、とても個性的な形質を受け継いできたのでしょうね。
まあ、受け継ぐ段階でどんどん個性的になったのかもしれませんが。
左右非対称の体になるメカニズムは、解明されているようですが(Pitx2という遺伝子の働きだとか)、なぜその形態をチョイスすることになったのかは、解りようがないのでしょうね。
5億4千万年くらい前にタイムマシンで行ければ、何か手がかりがつかめるかもしれませんが…。
おっと忘れるところだった…
本種の学名種小名は『奇形』
奇形とは、主に生物が先天的に肉眼形態上の異常を持っていること。
う~~ん、先天的異常ですか…。なんか違和感あり…。
ただし奇形の原義は、めずらしい形。
芸術作品などにおいて、標準から大きく外れた形態を持つ作品を表現する言葉だそう。
これなら、しっくりきます。