生きていると、時々、嫌なことがあります
今では、何事も、あまり気にしないようにしています
私は正義感が強いので、つい怒りを感じてしまうことが多いです
これは要注意で、私は正義に伴う怒りを警戒します
正義感に強い怒りが結びつくとブレーキが利かなくなるからです
私は子供の頃から正義感の強い子供でした
小学校5年の時に通知表にそのことが書かれていました
そのために人と争うことが多いと両親に報告されたのです
それを見て、父は黙って微笑み、母は心配そうな顔をしていました
私に通知表を渡した女性教師は、ただ、むっとした顔をしていただけでした
正義感が強いために人と争う
それは、好ましいことではないけれど、一概に否定はできない
その事実に対して、担任教師、父、母、それぞれが三者三様の表情を見せたのです
共通するのは、誰も私を叱らなかったことと、当然ながら、褒めもしなかったことです
したがって、私はこの問題を自分で考えるしかなく
私にとって、正義の問題は生涯の思考のテーマになりました
良い教師と両親を持てたことに感謝しています
何が正義かと考える前に
私は、考えること自体が正義になってしまいました
怒りを抑えることと冷静に考えることが、私の許せる正義の対応なのです
怒りを爆発させることは正義ではない・・・今でも、その気持ちを持ち続けています
怒りっぽい、気の短い私ではありますが・・・