今日は安倍元首相が暗殺されてから丸2年になります
どこかで、三回忌の法要が行われてるのかもしれません
あの事件について、私も色々思うところがあります
ここでは、あの事件が持つ意味を少し考えてみたいです
選挙応援演説のさ中、安倍元首相は狙撃されました
傷口の様子から分かるのは、前方上方から喉元を狙撃されたということです
後方から手製のパチンコ玉散弾銃で撃たれたというのは、馬鹿馬鹿しい作り話です
それが大真面目に報じられているところに、この事件の闇の深さがあります
私が悲しむべきことと考えているのは、警察とメディアの不誠実だけではありません
選挙妨害そのものが、悲しいのです
選挙は民主主義の根幹です
それを否定するような行為は、いかなる理由を並べようと認められません
昨日開票された都知事選は、多くの問題を露呈しました
公職選挙法の想定外の悪質な行為をした候補者や政治団体がありました
何のための選挙なのか、考え込まされる事態でした
法の規制の問題とは別に、候補者の道徳観の欠落にはあきれるしかありませんでした
戦後できた立会演説会は廃止され
街頭演説も、安倍さんの事件以来、物々しい警備の対象となりました
民主主義が形骸化していくようで残念でなりません
せっかく手にした民主主義という国民の権利を大事に守りたいものです