人の世は 一人で生きねば ならぬもの 頼る心が、恨む心へ
こんな句を思いつきました
けして、人は孤独だなどと、ありきたりな絶望を振りまくつもりはありません
何かをしようとすれば、協力してくれる人は現れるものです
ただ、こちらの期待の全てに応えられる人などいません
その人の得意分野でのみ、安心して助けが得られるのです
安心してという意味は、こちらにとってという意味だけではなく
相手に過剰な負担を掛けないという意味もあります
過剰な期待や過剰な負担は、やがて最上の関係に最悪の結果をもたらします
友情が壊れる理由も、これが多いのではないかと思われます
ビジネスの関係が長続きするのは、関係が相手の専門分野に限られているからでしょう
相互に負担の少ない関係が長続きする関係です
人生には苦しいことが色々あります
他人には、けして分かってもらえない苦しみもあります
助けてほしい時に、手を差し伸べてもらえないこともあります
それでも、ぐっとこらえて、自分の問題は最終的に自分で片を付けると覚悟しませんと
やがて、周囲から人が去っていく事態にもなりかねません
なぜわかってくれないのだ?・・・と
訴えたい気持ちはあっても、そうはできない現実もあるのです