湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

日本政府の姿勢ー中村屋のインドカリー5

2007-05-29 19:16:36 | Weblog
イギリス外務省からのボース逮捕要請に対し
日本政府は動きませんでした

そのような日本政府に対し、
イギリス外務省は、最初の要求から1週間後の10月12日
再び逮捕要求を突きつけます

これに対し、翌13日、日本政府は

「逮捕は難しい」

という回答を行いました

イギリスは簡単に諦めません
10月15日に、更に逮捕を促す文書を送り
翌10月16日には、R・B・ボースの強制送還を要求します

ここではドイツのエージェントとインド人が連帯して
東南アジアからインドへ武器を輸出していることに触れ
それにR・B・ボースが関わっていると指摘しています

日本政府はそれでもイギリス側の要求に応じようとせず
様々な言い訳を並べ立て
時間の引き延ばしを図ります

上海から帰国直後のR・B・ボースは
自分の素性が既にイギリス側に見破られているとはつゆ知らず
日本での活動を再開しまた

ただし、上海から帰国後、警官に尾行されていることには気付いていました
腹を立てたボースは、警視庁に行き
尾行を外すように嘆願しました
対応に出た警官の言葉は

「貴方を保護するため」

というものでした
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