湘南徒然草

湘南に生まれ、育ち、この土地を愛し、家庭を持ち、子育てに追われ、重税に耐える一人の男の呟き。

自由が平等をもたらす・・・私の思想の基本11

2014-01-29 14:30:42 | Weblog
社会に階級や差別があるのは、私も嫌いです

ところが
平等主義は、結果として、とんでもない差別や階級を作ってしまいます
これが、共産主義の実験によって、人類が知るところとなった現象です

平等社会は実現できないのでしょうか?

私は、そうは考えません
個人の自由が発達すれば、結果として、私達は平等を手に入れられます

人が自由に生きていると
結果として、階級や差別の無い社会が実現するからです

収入や所得の差にこだわる人は
お金で買える商品やサービスへのこだわりが強すぎます
愛情や家族は、お金では買えません

人と人との関係も、お金にこだわる必要はありません
そんなことに関係無く、人は仲好くなれるし
お金で人を見るような人とは、本当の友情も愛情も成り立ちません

確かに、収入が近い人の方が付き合い安い面はあります
それは、家が近い人の方が付き合い安いといったことと、本質的には、変わりありません
近所に友達がいれば、付き合い安いですけれど
近所に住んでいることを理由に友達になるということはありません

人の10倍の収入があるからとって
人の10倍のカロリーを摂取することはできません
10着の服を同時着ることもできません
それに、どんなに収入が増えても、1日は24時間しかなく
これは誰にとっても平等です

世の中は、案外、平等に出来ているのです
お金で買える商品やサービスにこだわり過ぎる人が、金銭的平等にこだわるのです
お金で買える商品やサービスは、他人が用意したものです
自分の喜びは、他人から与えられるのではなく、自分で創り出すものです

お金は大事です・・・しかし、お金で買えるモノには限度があるのです
お金を、絶対的評価の基準にするのは間違いです

どんな高額なレストランの料理にも満足できない人が
創意工夫をして、とんでもなく美味しい料理を作ったとしたら
そして、その人がレストランを開業するならば
お客さんがたくさん来て、結果として、お金持ちになれるでしょう

お金というものは、人々が喜ぶ行為をした人に、社会が与える配当なのです
そういうことを学校で教えないから、子供達が努力の方向を見失うのです
学校教育の乱れも、背後には、共産主義思想の影響があるのです

コメント (2)
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